河野談話を守る会のブログ2

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2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

とんだハンナ・アーレントがあったもんだ!化けの皮がはがされて行く朴裕河

「朝鮮人慰安婦」として声をあげた女性たちの声にひたすら耳をすませることでした。(『帝国の慰安婦』p10) ともっともらしい事を述べていた朴裕河が、当の「声をあげた女性たち」から「名誉棄損」で訴えられた。 もし朴裕河の述べている事が、本当に「…

検証・朴裕河 『帝国の慰安婦』 ②先行研究の無視

吉見義明の先行研究をまったく考慮していない朴裕河 http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64910832.htmlからの続き 2、研究論文を読んだフリをする 朴裕河が吉見の著作を読んでいない・・・またはまったく考慮していない証拠をもう一つあげておこ…

検証・朴裕河 『帝国の慰安婦』 ①本当に吉見義明の著作を読んでいるか?

検証・朴裕河 『帝国の慰安婦』 ①本当に吉見義明の著作を読んでいるか? 先行研究を無視する朴裕河 1、朴裕河はなぜ吉見の著作だけ引用著作名を書かないのか? 『帝国の慰安婦』を読んですぐに気付くのは、秦郁彦、上野千鶴子、大沼 保昭などの著作から、広…

<米国歴史学者による安倍政権への懸念抗議声明>シドニーモーニングヘラルド2月10日記事全文翻訳

すでに当会ではその影響力を指摘して来たが、 「日本軍は14~20歳の約20万人の女性を慰安所で働かせるため強制的に募集、徴用し、『慰安所』と名づけられた軍施設で働くように強要した。日本軍は、このような事実を隠蔽しようと多くの慰安婦の女性たちを虐殺…

能川元一氏の『帝国の慰安婦』批判について

慰安婦問題に深く入り込んでいる能川元一氏ならではの考察>アジア女性基金を批判してきた支援者たちをスケープゴートにすることが目論まれている・・・<まさにその通り。このままでは、産経新聞や秦郁彦の悪口もあり、アジア女性基金に反対した「支援団体…

もう極右は要らない!審判後の桜内前議員は?

敗因はファナチックな党に入ったこと 先の衆議院選挙で、桜内元議員の地元には、維新の会からの刺客が送りこまれたというが、それが彼の敗因ではない。https://www.youtube.com/watch?v=ZYiXEdSlk7c&feature=youtu.be 彼の敗因があるとしたら、それはさらな…

「自分は右でも左でもない」という妄想・・・

人間が自分自身を客観的にみるのはなかなか難しいものだ。 極めて主観的な本を書きながら、彼らの主観では「自分は右でも左でもない」「自分は客観的だ」? 小林よしのり『新ゴーマニズム宣言』第3巻 小林よしのり 『新ゴーマニズム宣言』 第3巻 p70 恐…

安倍談話をめぐって

安倍首相が発表する戦後70年談話について、先日朴大統領と面談した二階総務会長は「国際社会が注目している」として、「各界の幅広い意見を反映する必要がある」と述べたようだがhttp://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2015/02/13/0400000000AJP20150…

強制連行・強制売春の証拠・・・「オランダ政府報告書」の翻訳全文

在ベルリンジャーナリスト・梶村太一郎氏が、「オランダ政府報告書」の翻訳の全文を掲載している。【明日うらしま】 『アジア女性基金』は、「オランダ政府報告書」の原文を掲載しているが、なぜか翻訳していない。http://www.awf.or.jp/1/netherlands.html …

いいのか、安倍は? 白日の下のさらされる自民党大物代議士のデマ

安倍首相の教科書修正圧力に対して、米歴史学者の抗議声明 妄言者は誰か? 安倍首相の教科書修正圧力に対して、抗議する声明が米歴史学者から出ている。 抗議しているのは、マニング教授などの権威者19人で、日本政府による米教科書会社への圧力を「安倍政権…

朴裕河の唱える「慰安婦」論説の問題点(2)朴裕河のいう「隠蔽」の嘘

朴裕河論説の問題点の一つは、使う言葉が狂っていることである。 すでに<THE HUFFINGTON POST 日本語版2015年01月06日>の中で「構造的には敵対的共犯」「売春差別への意識への自覚」「同志的関係」・・・・などのよく意味の分からない言葉が前後に何の説明…

朴裕河の唱える「慰安婦」論説の問題点(1)

朴裕河についてこれからしばらく書こうと思う。 朴裕河はこれまで何冊かの本で、日韓関係問題を論じてきた。 『反日ナショナリズムを超えて―韓国人の反日感情を読み解く』河出書房新社 2005年 『和解のために−教科書・慰安婦・靖国・独島』平凡社 2006年 『…

日韓協定で紛糾した歴史問題(1)

1957年12月。岸信介総理の時代に日本は「久保田発言と逆請求権主張」を撤回することで、日韓協定は次の段階に入ったのだが、まず紛糾した歴史問題を見てみよう。 1953年から12年間にわたって日韓基本条約成立までの交渉過程があった。その初期に日本側…

朝日新聞に対する1億円訴訟

朝日新聞に対する1億円訴訟が始まるようだ。 http://www.asahi-tadasukai.jp/ 担当弁護士にはおなじみの高池弁護士、荒木田弁護士・・・の名前がある。南京夏裁判をはじめ歴史観裁判で見かける面々が、ところ狭しと並んでいる。 訴状はまあ、彼らの「教義」…

朝日新聞が飛びついた「朴裕河現象」を考える

最近HUFFINGTONが、朴裕河をお気に入りらしく、何度か記事にしている。 慰安婦支援者に訴えられて | 朴 裕河 それでも慰安婦問題を解決しなければいけない理由 | 朴 裕河 に続いて、下の記事だ。 THE HUFFINGTON POST 日本語版2015年01月06日 この質疑の中で…

熊谷奈緒子『慰安婦問題』についての感想

「慰安婦」問題をめぐる報道を再検証する会 による読書感想会が開かれ、熊谷奈緒子さんの『慰安婦問題』に辛辣な意見が続出している。http://readingcw.blogspot.jp/2015/01/blog-post_27.html自分の立場を「右でも左でもなく中立」ないしは「主観的でなく客…