河野談話を守る会のブログ2

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各国は特に「強制連行」を非難しているのではない

 
 

みなさん、考えてみてください

被害国のみならず、世界の人々が日本の従軍慰安婦について激しい非難をしているのは

慰安婦の集め方(=募集の仕方)が悪かった(酷かった)から…なのですか?

そんなことありませんよね

世界の人々は、「侵略した国の多くの女性をその意に反して軍人の相手をさせたこと」について

非難しているのですよね

だから、安倍や橋下が口にする「慰安婦の集め方」の議論には乗る必要さえないんです


さらに言えば、騙されて慰安所に連れてこられた女性たちがなぜそこから逃げられず

慰安婦にされてしまったのか…と言えば、

それは、暴行や脅迫など「(狭義の)強制」があったから…と考えるのが自然ではありませんか


有形無形の力を行使し、被侵略国の女性をその意に反して慰安婦となるよう「強制」したのに

女性を集めるときに暴行、脅迫などの(物理的な)強制がなければ

慰安婦になるように強制したこともなかったのだ…という彼らの言い分は

単なる詭弁、話のすり替えに過ぎません


 
正しい意見である
 
アメリカ下院決議及びオランダ、カナダなど各国の決議は「強制連行」を非難しているのではなく、その扱いの酷さを「性奴隷」と呼んで非難したのである。
 
すなわち
 「1930年代から第二次世界大戦終了までのアジアと太平洋諸島の植民地及び戦時占領地において、日本政府はianfuないしは『慰安婦』として世界に知られることとなる若い女性たちを皇軍の性的隷属下におくためだけに公式に徴用の命令を下し、 『慰安婦』システムは輪姦、強制堕胎、侮辱及び性暴力を含み、障害、死や自殺を結果した20世紀の人身売買の最も大きなケースのひとつであった」事が非難されているのである。
 
「強制連行は、なかった」といくら唱えても意味がない。
 
また、慰安婦達の証言自体が一つの証拠能力を持つ歴史証言なのである。
もちろん、我々には資料批評が必要だが、慰安婦の証言の中に不明な点やあいまいな点が残されていたとしても、それだけで、元慰安婦達の証言の全てが否定できる訳ではない。
 
ゆえに、河野談話から「強制性」の文言を削る事は、100害あって1利なし。