河野談話を守る会のブログ2

ヤフーブログ閉鎖のため移住しました

だから、やる事が分かってるから嫌なんだって・・・

第2次安倍内閣の閣僚名簿発表

読売新聞 12月26日(水)17時28分配信
 第2次安倍内閣の閣僚名簿が26日夕、発表された。
▼総理 安倍晋三
▼副総理・財務・金融 麻生太郎
▼総務 新藤義孝
▼法務 谷垣禎一
▼外務 岸田文雄
▼文部科学 下村博文
▼厚生労働 田村憲久
▼農林水産 林芳正(参)
▼経済産業 茂木敏充
▼国土交通 太田昭宏公明党
▼環境・原子力防災 石原伸晃
▼防衛 小野寺五典
▼官房 菅義偉
▼復興 根本匠
▼国家公安・拉致問題・国土強靱化・防災 古屋圭司
▼沖縄・北方 山本一太(参)
▼消費者・少子化 森雅子(参)
▼経済再生・一体改革・経済財政 甘利明
行政改革・公務員改革 稲田朋美

 
すでに回帰内閣などと言われはじめている布陣である
 
(5年前安倍晋三首相が)政権運営に失敗した理由については、「本人が政権運営の面で突っ走ったこと」を「マスコミに書き立てられたことが、支持離れを起こした理由」だと主張しており、マスコミの報道を批判している。安倍昭恵「初めて明かす『安倍辞任』の真相」『週刊新潮』53巻1号)
 
という安倍総理なので、今回はマスコミ対策をバッチリするだろう。
 
それでなくても大本営発表を受け入れやすい国民柄である。
マスコミはいいように操られるかも知れない。
マスコミに隠れて、やる事が怖い。とくに「愛国教育」というやつが、どんな風に話合われるのか?よく見ている必要がある。
 
夫人の述べる「やるべきこと」と言うのが、私には実に不快であることを、伝える手段はないらしい。昭恵夫人は、つい最近、白川伯王家の文化継承機関である「白川学館」と言う神道系スピチュアル団体との交際を報道されていた。(『週刊ポスト』10月)(白川伯は、幕末まで800年官中神道行事をし切っていた)
 
夫は「神道政治連盟懇親会」で妻は白川伯の神社好き夫婦の言うところの使命が何かと言うのは、秘密?である。
 
 
 

【第2次安倍内閣
昭恵夫人「やるべきことはわかっている」「今回は違います」

2012.12.26 20:51
 「2度目なので、主人も私もやるべきことはわかっている」。再びファーストレディーとなった安倍晋三首相の妻、昭恵さん(50)は、いつもと変わらない口調で話す。「前回は若かったこともあり、気負いや不安がありましたが、今回は違います。主人も同じで淡々と過ごしていますよ」
 首相指名選挙の朝も、いつもと変わらなかった。この日は地元の山口県での挨拶回りがあるため、昭恵さんが先に出かけた。「主人からは『地元の人たちによくお礼を言ってきて』と言われたくらいで特別な会話はなく、何もかも普段通り」。前夜、DVDで映画を見るという夫を「明日があるからやめたら」と注意したほどという。
 「これから主人は胸に秘めていた明確な目標に向かって進むだけ。私も役割はわかっている。私らしく務めるだけです」
 
 

 
 
文部科学大臣を歴任した町村信孝が元首相の安倍晋三に対して教育委員会制度をどう扱うのか質問した。

 
 町村信孝「教育問題で少し質問させて頂きます。教育は今、そんなに緊急な課題かと言われる方がいらっしゃるかもしれませんが、私共自由民主党にとって教育問題は常に最重要課題だと、こう私は思い、今日までずっと教育問題に取り組んで参りました。

 ちゃんとした成果を上げられたかどうか、非常に反省することも多々あります。

 そういう中で安倍内閣のときに教育基本法を戦後始めて改正し、あと残る法律は憲法だけというところまで来ているわけですが、これは安倍内閣の功績であり、私も長年、初当選以来、この教育基本法の改正に携わって参りました。非常に良かったと思っています。

 で、この具体化するという中で、昨今、維新の関係でですね、安倍さんは『維新の教育方針いいんじゃないか』というふうに非常に肯定的な発言をされていらっしゃる。

 確かに教職員組合のあまりにも横暴な政治活動の横行。こういうのは真(まこと)によろしくないし、基本法の精神に反していると思いますが、他方、教育委員会の廃止とまで言ってます。

 ま、是非の両論はあると思いますが、私は政治的中立性を担保するという意味で、教育委員会の運用は直すけれども、制度としてはいいんじゃないかと思います。

 そういう意味で、維新の政策が全ていいとは思いませんが、安倍さんの教育問題についてのお考えを聞かせて貰えればいいと思います」

 安倍晋三「ありがとうございます。改正した教育基本法は全面的な書換えでした。この原案については町村先生も原案づくりに参加をしていただいたと思っております。新しい教育基本法には教育の目標をくっきりと書いたんです。

 道徳心を培う。公共の精神。日本の伝統と文化を尊重する。郷土愛。そして愛国心

 また第一意義的には家庭が教育の責任を持ってということを書き込んでいきました。

 これに則って学習指導要領ができて、教科書が登場するはずでした。

 ま、しかし、教育委員会によってこの教科書採択が決定されますが、この教育委員会は常勤の方々によって構成されているわけではありません。なる程立派な方が多いんですが、しかし常勤でない方が大変な仕事を背負ってるがため、事実上教育長・事務局が用意する資料によって色々なことが決まっていることも事実です。

 学校でいじめの問題がありましたね。では、あれは現場なのか、首長(くびちょう)なのか、教育委員会なのか。

 教育委員会、やっぱり責任が大きんです。そこで今自由民主党でつくっている原案の一つとしては、教育委員会をなくすということではなくて、教育委員会は諮問機関にしましょう。そして責任者はやっぱり教育長ですね。

 教育長は首長が指名します。首長は選挙に於いて、こういう教育をやっていくということを市民に約束をし、そして教育長を通じ、諮問機関の教育委員会と相談しながら実行していく。

 責任が明確となり民意との関係もはっきりとしていくんではないかなあと、このように思います」
 

 

安倍氏の答弁から窺うことができるその教育観だが、日本の教育が危ない状態である。彼の言う愛国心とは、「元慰安婦の言う事は捏造である」とか「慰安婦は金目当の売春婦である」と言う事らしいし。そんな愛国心は、お断りである。なぜなら真実でないからである。

 
安倍総裁は今回の選挙中「日本の伝統と文化を尊重し、愛国心を鼓吹するようにした改正教育基本法の精神を、民主党政権がきちんと反映できずにいる」と不満をぶつけていた。
これは0612月に安倍政権によって改悪された06教育基本法の事だ。083月に文科省が改訂告示した新学習指導要領(指導要領)に準拠して編集されたはじめての教科書が2010年には登場した。
 
06教育基本法は、国家のための教育を基本理念とし、教育の目標として、道徳心愛国心・奉仕の精神・公共の精神・伝統文化など20もの徳目を、国家が法律で定めて子どもに押しつけようとするものだ。新指導要領はそれを具体化したものであり、文科省は、指導要領改訂と同時に検定制度を改悪し、教科に関係なく、道徳や愛国心などをすべての教科書に盛り込むことを強制している。現在の新中学教科書は、こうした検定によってつくられたものなのだ。
  
どんどん戦前の国定教科書に近くなっている。その内に日本神話を学習させる事を義務として学習指導要領が命令する事になるかもしれない。戦前と変わらないような神権天皇制神話が復活する可能性さえあるのだ。事実すでに一部の教科書には、日本神話が掲載されている。
つくる会」と「再生機構」(教科書改善の会)は、自分たちの教科書こそ06教育基本法と指導要領を最もよく反映した教科書だと主張した。
やれやれだが・・・
国を愛する事自体は必要だが、愛国心という言葉が何かある度に「朝鮮野郎」とか叫ぶレイシストの攻撃手段となるなら、愛国心など無い方がまだましである。