河野談話を守る会のブログ2

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「20世紀は人権が侵害された時代」に関する安倍ブレーンの説明

 

「20世紀は人権が侵害された時代」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
米国下院決議の直前の2007年6月5日の話である。
安倍総理が米国議会での弁明と記者会見の中で語った「20世紀は人権が侵害された時代」という言葉について
安倍の外交ブレーン岡崎久彦は都内の講演でこう述べた。
 

 
「20世紀は人権があらゆる地域で侵害された時代」というフレーズを全部使いなさいと私が助言した。
 
そしてそれはなぜかというと
 
20世紀は中国では何千万殺している。(ソ連スターリンの粛清も何百万。米国も原爆やドレスデン空爆)をやっている。日本の慰安婦なんかは問題にならない」
だから
「20世紀は人権があらゆる地域で侵害された時代」
 
と述べたのだというのだ。
 

(2007年、6月6日朝日新聞 朝刊第4面より)
 
 
いや、もうむちゃくちゃすぎて言葉にならない。
そういう意味であのフレーズを入れたとは・・・・「20世紀は人権が侵害された時代」だから「慰安婦なんか問題にならない」のだそうだ。
 
この岡崎久彦、元駐タイ大使で現在では政治的活動をしている。
新しい歴史教科書をつくる会賛同者(のち日本教育再生機構顧問)、日本李登輝友の会副会長、歴史事実普及協会会員、歴史事実委員会名義でワシントン・ポストに掲載された反論の為の全面広告「THE FACTS」の賛同者である。

しかし、2007年5月14日の産経新聞朝刊「正論」では、「慰安婦制度が女性の尊厳を傷つける人権違反の行為であったことに謝罪するのが正しいというのが昨今の道徳的基準である」と述べているとこだけは少し評価できる。そう思ってるのなら教科書攻撃してないで謝罪させろよという話だが。