河野談話を守る会のブログ2

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侵略はみとめないぞーだってそれは歴史家の仕事だもん!でも慰安婦の強制性は政治家の仕事だぞー!

 
安部総理は、第一次内閣の国会答弁で
「国際的な定義として確立されていない」
「それは、歴史家の仕事ではないか、政府がそれを判断する立場にはない」(2006年10,6衆議院予算)
と述べて「侵略戦争」を認めることを拒み続けた。
 
米議会が認定したように、どこから見ても立派な歴史修正論者である。
 
そのくせ、「村山談話を継承する」と述べたのである。
もう何が何だかさっぱりわからないような話である。侵略を認めないで、侵略を明言した村山談話を継承するなどできる訳がないだろう。
 
ところが議員達もろくな追及もしない。
本当に国会というところは、こんな詭弁を許すよくわからないところである。
 
ところで、「それは歴史家の仕事」と逃げた安部だが、それがどうして慰安婦問題では「広義の強制はあったが、狭義の強制はなかった。」などと突っ込んだ閣議決定までしたのか?
それこそ「歴史家の仕事」であって、一次史料の読み方さえよく分かっていない政治家の出るまくじゃないだろう。
 
これはダブルスタンダードという奴だ。
要するに基準なんかどこにもありはしない。自分の都合でコロコロと言う事が変わるのである。都合がよければ、歴史家の仕事に首を突っ込み、都合が悪いと「それは私の仕事じゃない」と逃げる。
醜いなー
こんなのが「道徳教育」とか言うのだから、どんな道徳を植えつけられるかわかったもんじゃない。「都合の悪いことをいかにゴマかすか?」を教育するんだろうな、きっと。業者から金をもらって公共事業を回したり、バレると急に「体調不良」になったり、あるものをないと言い張ったり・・・・よほど道徳から遠い人達が「道徳教育を唱える」という不思議な構図である。