河野談話を守る会のブログ2

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「外地の民衆、とくに婦女子にたいし、どれほど非人道的行為を加えたか」と彼は言い残した・・・

 
 
外地の婦女子に対し、女性の人格を認めない非人道的行為が数多く起きたという証言をし、日本の敗戦そのものが、他民族への天道に反した行為の結果の破綻であると意見を述べた軍人もいる。
 
佐藤源治特高憲兵曹長は、1948年バタビア裁判で死刑判決を受けているが、その手記を集めた『ジャワ獄中記』(草思社、1985年)が出版されている。その中の『東北農村の青年男女に寄す』という一文で彼は「田舎出の青年は女性の人格を認めることを知らない」という。
 多くの本来純朴であったはずの農村出の若者たちが、外地の民衆、とくに婦女子にたいし、どれほど非人道的行為を加えたか、それはまさに目をおおわんばかりの破廉恥な残虐行動だったといえる。日本の敗戦は他民族の民心を把握し得なかった点にもあったし、天道への背反による破綻であったともいえる。
佐藤源治 著 /菊池日出海 編『ジャワ獄中記』(草思社、1985年)p122
どれほど多くの「天道への背反」した強姦がなされたのであろうか?
 
靖国神社は、遊就館の【靖国の神々】のコーナーで、この佐藤の詩文「僕は唱歌が下手でした」を展示し、産経記者の阿比留瑠比も「完全に引き込まれ」「涙が止まりませんでした」とBlog* に書いているが、ぜひこの『田舎出の青年は女性の人格を認めることを知らない』も遊就館で展示していただきたいものだ。