河野談話を守る会のブログ2

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想像ですかね?

 
秦郁彦がこう書いている。
 
「先進国のアメリカやイギリスは公娼中心から私娼中心の段階に入っていたこと・・・・・また婦人部隊の兵士(ピーク時には26万人、英軍は44万人)やナース代替の役割が期待された」慰安婦と戦場の性』P146)
 
・・・のだそうだ。
 
へぇー婦人部隊やナースに娼婦の代役が期待されてたんだー?
 
これって何か根拠があるのだろうか?
一次資料があるのか?
出典を示す脚注がないのでてんで分からない。
 
歴史学者なんだろ、こいつ。
 
だいたい、誰が「期待してた」んだ?
 
軍のお偉いさんか?
 
この書き方だと、
 
どこかの将軍が「公娼必要です」と提案すると
 
大統領が「いや、まあ、その代わりに女性兵士を増やすから、彼女たちが、代役してくれるだろう」・・・・と答えたとか。
 
そういう資料があれば、こんな事を書くのも分かるが、
根拠もなく、もしこんな事を書いていたなら、ただの「捏造」に他ならない。
 
歴史学者秦郁彦 答えろ!!
 
捏造じゃないだろうな。
 
こういうのを、橋下市長あたりが、真に受けてるんだろうな、きっと。
 
 
ただでさえ、「・・・思われる」「・・・らしい」の曖昧表現の多い秦郁彦のこの作品である。実証主義歴史学者という触れ込みだが、どの辺が実証的なのか?さっぱりわからない。
 
 
その後、「アイゼンハワー元帥の専属運転手だったイギリス女性兵士は現地妻の役割を果たし・・」とこれまた出典もなく書いており、さらに「マッカーサーの参謀長サザーランド将軍は、やはり豪州人兵士の専属秘書をつれて日本に進駐して来た。」と性的関係をほのめかしている。
 
こういうのって何か証拠が有って書いてるのだろうか?
慰安婦問題では「証拠」「公文の証拠」「元慰安婦の証言は信用できない」とうるさく言う人物である。
 
当然、何か確たる証拠があって、全て書いてるのだと思う。まさか、シンシア・エンロウの著作を出典も付けずに、受け売りしただけじゃないだろうな?
 
どうなんだ!