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良心の覚醒デモ

<東京大行進>「差別やめ一緒に生きよう」…新宿で訴え

毎日新聞 9月22日(日)20時16分配信
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差別撤廃を訴え、デモ行進する大勢の人たち=東京都新宿区で2013年9月22日、森田剛史撮影
 ヘイトスピーチ(憎悪表現)をはじめ、人種、国籍などあらゆる差別に反対するデモ「差別撤廃 東京大行進」が22日、東京・新宿で開かれた。約2000人が「差別をやめよう 一緒に生きよう」と声を上げ、新宿駅周辺や新大久保など約4キロを練り歩いた。

【ヘイトスピーチ】ミュージシャンが「NO」突きつけ

社会問題化したヘイトスピーチデモに対し、抗議活動を続けてきた市民有志が企画。50年前に故キング牧師が「私には夢がある」と演説したワシントン大行進を意識し、出発前の集会では人種差別撤廃条約の「誠実な履行」を日本政府に求めることを決議した。

デモには性的マイノリティーや障害者、差別の問題に取り組む人たちも参加。実行委員の一人で在日韓国人3世の金展克(のぶかつ)さん(38)は「さまざまな差別を考えるきっかけとなれば」と話した。【小泉大士】

ただ単に、「差別」の問題として捉えるのではなく、民族の血の相克として捉えるべきだろうが、しかしそういう事を言い始めれば、多分2000人も集まらなかっただろう。2000人の中には感動して涙ぐんでた人や踊るような喜びを表現していた人もいた。沿道から手を振る人、応援の声を挙げる人・・・バンドの音楽に乗って歩きながら近年まれにみる幸福なデモだったようだ。多くの人の心には誰かを貶め、バカにしたり、悪事を隠したりしたい心が隠れているが、同時にこのような心を不快に思い正しく生きたいという心も存在している。無意識の中で蠢く光と闇の攻防は今日本の中では大いなる局面を迎えつつある。いづれにしても良心に従う事が幸福への道なのであり悪辣なヘイトデモを受けて日本の良心は覚醒しつつあるようだ。「排外主義」に「NO」をつきつけ、アジアの連帯と共生に生きる事が我々の世代に託された使命であろう。