河野談話を守る会のブログ2

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韓国左翼と日本ウヨクの「反朴政権連合」


その『サンケイ』自体もたいへんな負債を抱えている。面白いと思うのは、あれほど自民党の機関紙になっちゃうと、やっぱりだめなんだね。民衆にいやがられる。

  BY『貧困なる精神6集』本多勝一

つまり「自民党の機関紙も同然」だから岸田文雄外相が9日のミャンマーでの日韓外相会談で、産経新聞を擁護しようとした訳だ。


慰安婦問題を解決するように」日本政府に言っている朴クネ大統領が、憎くて憎くて仕方のない日本の歴史修正主義者たち。
事あるごとに攻撃してきたが・・・・

その韓国憎悪を会社をあげて煽って来たと同時に、ネトウヨの喜びそうなネタを常に提供して来た産経新聞が、ついに注目を浴びる時が来たのである。

朝日新聞は右派論壇とネトウヨの集中攻撃にさらされたが、それは産経に跳ね返ってくる。当たり前の話である。朝日は攻撃に耐えたが、捏造と韓国憎悪扇動をするだけの産経に耐えられるかな?
世間の目は厳しいよ。

さて、「ベトナム戦争の虐殺とライダイハン問題」や「基地村ー米国軍慰安婦の問題」では、韓国の左翼勢力に歩調を合わせていた日本の右翼勢力。

共に「反朴クネ」「反米」の同じ感情を共有しているからだ。
どちらも朴クネが憎くて憎くてたまらないらしい。

そういう訳で、彼らから出てくる情報は検証する必要がある。
憎しみに「心の目」が曇っている情報だからだ。
ちょうど面白い記事があったので転載させてもらおう。

それにしても、産経は一応5大紙だよね?
まるで、ゴシップ専門の週刊誌とあまり変わらないような記事だが・・・








産経新聞ソウル支局長が出頭、大統領府の怒りを招いた理由は?


産經新聞のソウル支局長が18日、ソウル中央地方検察庁に出頭した。韓国の市民団体が、産經新聞(電子版)に掲載された記事が朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして告発したのは今月上旬。ソウル中央地検は市民団体からの告発を受け、記事を執筆した産經新聞ソウル支局長に出頭を要請していた。記事のどこが問題だったのか。早稲田大学大学院国際コミュニケーション学科・重村智計教授に話を聞いた。(河野嘉誠)

韓国大統領府が激怒した理由

 告発の対象になったのは、8月3日に産経新聞のウェブサイトに掲載された『朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?』と題する記事だ。韓国の国会論議朝鮮日報のコラムを紹介しつつ、今年4月の旅客船沈没事故当日に朴槿恵大統領の動静が確認できていなかったとされる「空白の7時間」について、「ウワサ」が広まっていると伝えた。
 毎日新聞元記者で早稲田大学大学院国際コミュニケーション学科の重村智計教授は、産経の報道が問題になった理由を次のように説明する。「産経の記事は、朝鮮日報のコラムの主旨を取り違えてしまった。朴大統領が掲げる大改革をやり遂げるならば、側近を入れ替える必要があるというのが朝鮮日報の主張だ。産経の記事は、朴大統領に関するスキャンダラスなウワサを強調して取り上げてしまった」
 産経が引用したのは、7月18日に朝鮮日報に掲載された『大統領をめぐる風聞』と題されたコラムだ。コラムは、野党・新政治連合の朴映宣院内代表の「旅客船セウォル号沈没事故が発生した日の午前10時から7時間、朴大統領はどこにいたのか」という国会質問と、これに対するキム・ギチュン秘書室長の「居場所については私は知らない」「一挙手一投足を全て知っているわけではない」といった回答を紹介している。
 朝鮮日報の記者は、キム室長の回答は「隠したい大統領のスケジュールがあるという意味にもとられかねない」と指摘。その上で、「大統領があの日、ある場所で誰かと密会していた」というウワサを世間に拡散する結果を招いたとした。また、大統領に関するウワサ話は、タブロイド紙や私的な雑談の場で語られるものだったが、この国会でのやり取りがきっかけで「ニュース」として語られるようになってしまったと批判した。
 コラムはさらに、大統領の元秘書らによる汚職のウワサを紹介し、「国家の大改革を目指すのなら、大統領本人や周囲の人々の大改革を実行するのが先決だ」と提言した。大統領は国民へのメッセージとして、「前時代のシンボル同然のキム・ギチュン秘書室長」の刷新や、「大統領府の門番」といわれる3人の扱いを再検討する必要があると説いた。
 一方、問題となった産経の記事は、朝鮮日報のコラムを「隠すべき大統領のスケジュールがあったものだと解釈されている」とより直訳的に翻訳した。重村教授はこれについて「日本語と韓国語では同じ言葉でも、ニュアンスが違う場合がある。産経の記事は、そこを勘違いしたのだろう」と見ている。
 産経の記事はさらに「世間では『大統領は当日、あるところで”秘線”と共にいた』というウワサが作られた」と引用を続けたあと、「”秘線”とはわかりにくい表現だ。(中略)おそらくは『秘密に接触する人物』を示す」と意味付けた。証券街の関係筋の話として、ウワサの真相は「朴大統領と男性の関係に関するものだ」とした。
 韓国では、「秘線」は有力政治家などの私的情報網として機能する人を指し、賄賂のやり取りや北朝鮮外交などの政治ニュースに使われる言葉だ。一般的には男女関係を想定して使うことはないという。「秘線」という言葉を強調して朴大統領の男女関係に話をつなげようとした産経の筆の滑りが、青瓦台の怒りを招いてしまったようだ。

産経の記事を利用した韓国左翼

 しかし、たとえスキャンダラスな内容だとしても、民主主義国家の韓国では報道の自由が保証されるべきではないのか。
 重村教授はこれについて、韓国左翼の動きに注目する。「韓国側が国家権力を行使して刑法上の問題にするのは、報道の自由の観点からおかしい。だが、問題がここまで大きくなった背景には、産経の報道が韓国の左翼を間接的に応援したという面がある。これに保守派が激怒し、市民団体の告発につながった」。
 韓国の左派が産経の報道を利用して、政権攻撃を強めようとしたことは否めない。事実、産経のソウル支局長を弁護しているのは、ハンギョレ新聞など左派メディアが中心だ。今年4月の旅客船セウォル号沈没事件以降、60%以上あった朴槿恵政権の支持率は、一時40%台まで下落した。政権はこうしたなかで、市民団体の告発を受けるというかたちで報道に介入し、事態の改善を図ろうとした面もあるようだ。
 毎日新聞のソウル特派員を7年間務めた重村教授はこう話す。「ローマ法王訪韓で、韓国社会の話題も移り変わりつつある。韓国政府もこの件をあまり長引かせることはしないだろう。日韓関係に与える影響もそれほどない。韓国ではセンシティブな報道の場合、大統領府から新聞社に抗議が来る。各新聞社はその際に、丁寧に説明することが大切だ」
 産経新聞の小林毅東京編集局長は18日付けで、「産経新聞のウェブサイトに掲載された当該コラムに韓国大統領を誹謗(ひぼう)中傷する意図はまったくない。内容は韓国国会のやりとりや朝鮮日報のコラムの紹介を中心に、韓国国内の出来事や動きを伝えることが目的である。 当該コラムが問題視されたことは理解に苦しむが、捜査には真摯(しんし)に応じる」などとするコメントを発表している。

問題となる産経記事

朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた? 


調査機関「韓国ギャラップ」によると、7月第4週の朴槿恵大統領の支持率は前週に続いての40%となった。わずか3カ月半前には6割前後で推移していただけに、大統領の権威はいまや見る影もないことを物語る結果となった。こうなると吹き出してくるのが大統領など権力中枢に対する真偽不明のウワサだ。こうした中、旅客船沈没事故発生当日の4月16日、朴大統領が日中、7時間にわたって所在不明となっていたとする「ファクト」が飛び出し、政権の混迷ぶりが際立つ事態となっている。(ソウル 加藤達也) 

7月7日の国会運営委員会に、大統領側近である金淇春青瓦台(大統領府)秘書室長の姿があった。まず、質問者である左派系野党、新政治民主連合の朴映宣院内代表と金室長との問答を紹介する。 

朴代表「キム室長。セウォル号の事故当日、朴大統領に書面報告を10時にしたという答弁がありましたね」 

金室長「はい」 

朴代表「その際、大統領はどこにいましたか」 

金室長「私は、はっきりと分かりませんが、国家安保室で報告をしたと聞いています」 

朴代表「大統領がどこにいたら書面報告(をすることになるの)ですか」 

金室長「大統領に書面報告をするケースは多いです」 

朴代表「『多いです』・・・? 状態が緊迫していることを青瓦台が認識できていなかったのですか」 

金室長「違います」 

朴代表「ではなぜ、書面報告なんですか」 

金室長「正確な状況が・・・。そうしたと・・・」 

《朴大統領は側近や閣僚らの多くとの意思疎通ができない“不通(プルトン)大統領”だと批判されている。大統領への報告はメールやファクスによる「書面報告」がほとんどだとされ、この日の質疑でも野党側は書面報告について、他人の意をくみ取れない朴大統領の不通政治の本質だとして問題視。その後、質問は4月16日当時の大統領の所在に及んだ》 

朴代表「大統領は執務室にいましたか」 

金室長「位置に関しては、私は分かりません」 

朴代表「秘書室長が知らなければ、誰が知っているのですか」 

金室長「秘書室長が大統領の動きをひとつひとつ知っているわけではありません」 

朴代表「(当日、日中の)大統領のスケジュールはなかったと聞いていますが。執務室にいなかったということですか」 

金室長「違います」 

朴代表「では、なぜ分からないのですか」 

金室長「執務室が遠いので、書面での報告をよく行います」 

朴代表「答えが明確ではありませんよね。納得し難いです。なぜなら大統領の書面報告が色々問題となっています」 

《朴代表はここで、国会との連絡調整を担当する趙允旋政務首席秘書官(前女性家族相)に答弁を求めた》 

朴代表「趙政務首席秘書官、マイクの前に来てください。女性家族部相のときも、主に書面報告だったと聞いています。直接対面して大統領に報告したことがありますか」 

趙秘書官「はい、あります」 

朴代表「いつですか」 

趙秘書官「対面報告する必要があるときに」 

朴代表「何のときですか」 

趙秘書官「案件を記憶していません」 

朴代表「では、調べて後で書面で提出してください」 

一連の問答は朴大統領の不通ぶり、青瓦台内での風通しの悪さを示すエピソードともいえるが、それにしても政府が国会で大惨事当日の大統領の所在や行動を尋ねられて答えられないとは・・・。韓国の権力中枢とはかくも不透明なのか。 

こうしたことに対する不満は、あるウワサの拡散へとつながっていった。代表例は韓国最大部数の日刊紙、朝鮮日報の記者コラムである。それは「大統領をめぐるウワサ」と題され、7月18日に掲載された。 

コラムは、7月7日の青瓦台秘書室の国会運営委員会での業務報告で、セウォル号の事故の当日、朴大統領が午前10時ごろに書面報告を受けたのを最後に、中央災害対策本部を訪問するまで7時間、会った者がいないことがわかった」と指摘。さらに大統領をめぐる、ある疑惑を提示した。コラムはこう続く。 

「金室長が『私は分からない』といったのは大統領を守るためだっただろう。しかし、これは、隠すべき大統領のスケジュールがあったものと解釈されている。世間では『大統領は当日、あるところで“秘線”とともにいた』というウワサが作られた」。 

「秘線」とはわかりにくい表現だ。韓国語の辞書にも見つけにくい言葉だが、おそらくは「秘密に接触する人物」を示す。コラムを書いた記者は明らかに、具体的な人物を念頭に置いていることがうかがえる。コラムの続きはこうなっている。 

「大統領をめぐるウワサは少し前、証券街の情報誌やタブロイド版の週刊誌に登場した」 

そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。 

証券街の関係筋によれば、それは朴大統領と男性の関係に関するものだ。 

産経新聞 8月3日(日)14時0分配信 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140803-00000519-san-kr