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『「在日特権」の虚構』 ブックレビューについたネトウヨのコメントに「クワバラ、クワバラ」



 『在日特権」の虚構』 : ネット空間が生み出したヘイト・スピーチ 

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という著作がある。

去年の初めころ、安倍政権の誕生に大喜びのザイトクズのヘイトデモは、これでもかというくらいに邪悪さが増し、なおかつ多発するようになった。

2月のヘイトデモでは「殺したい・・・鶴橋大虐殺を実行しますよ」と叫んでいたお姉ちゃんが、英BBCや米CNNなどにも報道されたのを記憶している方も多いだろう。日本に巣食うレイシストを世界中の人々が認識するようになった。やがてこれは今年の、国連からの勧告につながっている。

何を舞い上がったのか?「殺す」だの「犯す」だの、憎悪に満ちた脅迫を行うデモのあまりの醜悪さ(なおかつ彼らはそれを動画サイトに投稿していた)に、日本の良心が奮起してカウンターデモが始まったのもこの頃だった。

野間 易通氏は、「しばき隊」を組織し、ザイトクズが行っていた悪業のかずかずを阻止した。例えば「お散歩」というのがあり、デモが終わると近くの商店街を地回りさながら徘徊し、韓国、朝鮮人の店を見つけては、”いちゃもん”をつけて回るのが常だったという。これに立ち向かったわけだ。


中には数少ないまともなブックレビューもある。例えばこれだ。





数年前から日本の原風景は、奇怪なモノになって行った。「朝鮮人を殺せー」「ゴキブリ朝鮮人」「大虐殺するぞー」などと叫びながら、のし歩く無法者たちがデモを繰り返していたからだ。
多くの日本人は日本人らしい反応として、見て見ぬふりをし、足早に通り過ぎるだけだった。確かに何か言おうものなら、とんだとばっちりを受けかねない危険な空気が振りまかれていた。事実何人かが注意をしただけで、「チョン」「野郎」「朝鮮人」などとなぜそんな決め付け方が可能なのか?よく分からないような罵声を浴び、時には押し倒したり、蹴られた例もある。
そんな時、この本の作者は”闘い”を始めたのである。
その闘いがどういう性質のものだったかは、その後の関連裁判記録を見ればわかる話しだ。民事、刑事を問わずいくつかの裁判で行動保守は負けつづけ、2013年10月には「京都朝鮮学校」の件でついに裁判官が「差別撤廃条約」に基づく判決を出した。国連が何度勧告しても日本政府は「我が国には差別は無い」として、これを批准しなかったがこの判決によって差別がある事が確定され、その(差別というよりも)憎悪のスピーチがそれ自体問題である事が日本社会の基準として示されたのだ。
また、この本のいくつかのレビューを見ても分かるだろう。
いわいるネットウヨクというべき連中が、本書の作者を貶めるべく、様々な悪言を述べている。
これほど歪んだ心が敵対心を持つような著作であれば、むしろその本は読んで見る価値がある。


 
問題は、このブックレビューについたコメントである。
これにはおじさんも魂消た。


投稿日: 2014/09/30 13:00:20:JST
日本人のデモ隊を組織するときの決め事の一つが「ヘイトスピーチの禁止」です。
以前からそうでした。デモ隊に混じって、顔を隠しながらの
「良い朝鮮人も悪い朝鮮人も殺せ」などというプラカードは
日本人に成りすました在日だってバレてますよ。
日本人のメンタリティに「殺せ」など口走るメンタリティはありません。
日の丸を焼いたり破いたり、天皇陛下の顔を踏みつけたり
韓国人と在日のヘイトスピーチが先にありきです、戦後69年間。
忍耐していた日本人がやっと立ち上がっただけです。
ヘイトスピーチヘイトクライムも日本側にはほとんどないです。

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「(以前から)日本人のデモ隊を組織するときの決め事の一つがヘイトスピーチの禁止」
「良い朝鮮人も悪い朝鮮人も殺せ」などというプラカードは日本人に成りすました在日」

・・・・・・・だそうだ。

いやはや何とも、言い難いものがあるが、どんな教育を受けたら、こんな幼稚な詭弁使いが生まれるのだろうか?
ここ数年の歴史さえ、都合の悪いものはなかったことにしようという。
これはもう歴史学の範囲ではなく医療の範囲だろう。

しかも、このコメントに「この投稿が参考になった」が(現時点で)12も付いている。18人の内12人が”認めた”格好になっているのだ。

確かに、「クワバラ、クワバラ」である。