「自分は右でも左でもない」という妄想・・・
人間が自分自身を客観的にみるのはなかなか難しいものだ。
極めて主観的な本を書きながら、彼らの主観では「自分は右でも左でもない」「自分は客観的だ」?
恐ろしいほど偏っているが、「自分は右でも左でもない」という自己認識なのである。
これについてはすでに批判済み
と述べ、自らの立場は客観的であると主張している。
また、この本の帯には
「特定の立場によらない、真の和解を目指してー冷静な議論のためにいま何が必要か?」
とも書かれている。
しかし、到底「客観的である」とは言えないだろう。