河野談話を守る会のブログ2

ヤフーブログ閉鎖のため移住しました

桜田義孝議員にかかった圧力を読み解く




     桜田義孝議員にかかった圧力  

相当な圧力がかかったんでしょうね。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2679757.html

(引用)
慰安婦問題で敏感な反応を見せる韓国世論を念頭に、安部総理大臣も細心の注意を払う中でのこの発言に、政府、与党からは・・・

 「不適切な発言であったと。発言を取り消す。そのようにしてほしいと(桜田氏に)言った」(桜田氏と共に会議に出席した衛藤征士郎衆院議員)
 「自らの発言について、政治家は自らが説明責任を果たす、そこは必要だ」(菅義偉 官房長官
 与野党から批判が相次ぎ、桜田氏は発言を撤回するコメントを出しました。
 「誤解を招くところがありましたので、発言を撤回させていただきます。ご迷惑をおかけしました関係者の皆様に、心よりおわび申し上げます」(自民党 桜田義孝衆院議員)


役職つきの桜田義孝行政改革推進本部長(2020年東京オリンピックパラリンピック組織委員会理事)が抑えられたという事は、今後自民党議員によるこの手の妄言はほとんどなくなるものと思われます。
それにしても「自らの発言について、政治家は自らが説明責任を果たす、そこは必要だ」という菅は、「まず安倍にそれを徹底させろ」という話です。説明責任をまるで果たさない政権のくせに本当によう言うわ。
自民党議員の妄言が少なくなるとすればそれは単純に喜べるわけですが、しかし同時に今回の件は、日本政府が「合意」を大事にしており、簡単には撤回はしないだろうという事を意味します。米大統領国連事務総長の祝福もあり、何か大事件が起こらない限り、日本では今後の「合意」撤回運動は見込みが乏しいので、WAMサイト (http://wam-peace.org/20151231/)  が主張しているように「合意」どう利用して、真の「解決」につなげるかを考えるべきですね。
もっとも、韓国の支援団体の中でも、野党と連帯しているグループは、この「合意」を使って朴くね政権打倒に走るものと予測します。

        産経新聞の立ち位置の変化に注目

それから、産経新聞は今後、立ち位置が微妙になって来ると思います。これまでさんざん慰安婦問題を【ウソとヘイト扇動】混じりの記事で煽って来た産経新聞です。原田や稲田、今回の桜田慰安婦言説の元は産経新聞をはじめとする右派論壇・新聞、雑誌の慰安婦論です。しかし、産経は安倍政権と親しく、阿比留記者は安倍と携帯電話でやりとりする特別な仲だと言われています。今回の合意でも阿比留記者しきりにネトウヨ達をいさめていました。ゆえに政権の意向を汲んで今後は【ウソとヘイト扇動】混じりの慰安婦問題記事は急速にしぼんで行くものと予測できます。もう過去記事の一部を削除していく準備をしているのではないでしょうか?公開されている魚拓が消えたら、その記事も消える運命です。必要な方は今のうちにデータをとっておくことがお薦めです。まあ、えぐい産経記事はたいていネトウヨのブログに丸写ししてありますから、消されても探そうと思えば探せると思いますが。
(敬称略)