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戦地の強姦と掠奪を伝える陸軍次官通牒 『支那事変より帰還する軍隊及軍人の言論指導取締に関する件』




陸軍省兵務局兵務課
1939年2月
捺印 次官 山脇正隆 
高級副官 国分新七郎
陸軍次官通牒 『支那事変より帰還する軍隊及軍人の言論指導取締に関する件』


*保存期間は永久

【掲載文献】

 保坂正康 『昭和史の深層 15の争点から読み解く』 p142-p146)
藤原彰天皇の軍隊と日中戦争』 p52-p53)


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添付された『事変地より帰還の軍隊・軍人の状況』  クリックして拡大 ↓
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 保阪正康 『昭和史の深層 15の争点から読み解く』 p142-p146)

「戦争間一番嬉しいものは掠奪で上官も第一線では見ても知らぬフリをするから思う存分略奪するものあった」

「戦争に参加した軍人を一々調べたら皆殺人強盗の犯人ばかりだろう」

「戦地では強制徴発に籍口(しゃこう)して宝石、貴金属等を記念品として掠奪した者が相当ある」





○○で親子四人を捉え、娘は女郎同様に弄んで居たが、親が余り娘を返せと言うので親は殺し、残る娘は部隊出発迄相変わらず弄んで出発間際に殺して了。

或中隊長は、「余り問題が起こらぬ様に金をやるか、又は用を済ました後は分からぬ様に殺しておく様にしろ」と暗に強姦を教えてきた。

戦地では強姦位はなんとも思わぬ。現行犯を憲兵に発見せられ、発砲して抵抗した奴もある。

約半歳に亙る戦闘中に覚えたのは強姦と強盗位のものだ。
藤原彰天皇の軍隊と日中戦争』 p52-p53)