河野談話を守る会のブログ2

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秦郁彦のデマを受け売りした小林よしのり




秦郁彦の元慰安婦たちの証言を否定するための嘘・デタラメについて言及して来た。

確認していただきたい。

秦郁彦の「金学順さんの証言」に対する嘘・デタラメ・捏造・歪曲・誤読。





これを無条件に信用したのが、小林よしのりである。

『新ゴーマニズム宣言』(第3巻、p.177)でこう描いている。


これが全部、秦の受け売りである。
             ↓
「「金もうけができる」と養父にいわれ中国へ。
中国語ができるので中共軍の密偵役もやったところ、
スパイ容疑で捕らえられ、慰安所へ。
ぜんぶちがうぞぜんぶ!!確実にどれかはウソじゃないか!!

と金さんの証言を「嘘」呼ばわりしていが、すでに論証したように各証言で互いに矛盾しているものはほとんど無い。
(唯一違うのは、父親の死の原因だけである。)


小林よしのりは、自分で証言集会に足を運んだこともない上に、自ら調べることもないようだ。
全ては秦のデタラメを受け売りしているだけである。


ところで最近、30代の年若い友人から、彼が子供の頃に「小林よしのりブームがあったのだ」という話を聞いた。これにはビックリした。



Akiko Kawamura@AkTopics
日本会議の研究」ジワジワ来る。怒りやら怖さやら。83年生まれの私の高校時代には、小林よしのりブームがあった。図書委員の私はアンケートを集計しながら愕然とした。ゴーマニズム宣言SAPIOを置いてくれという声が殺到したのだ。今思い出して猛烈に腹が立ってきた。


小林自身のサイトでも「高校時代、小林よしのりの漫画『戦争論』に傾倒した」人物の話が掲載されている。http://yoshinori-kobayashi.com/9117/

また

TBSラジオの『たまむすび』(2016年6月13日午後2時から放送)では、運動会の「手つなぎゴール」は本当にある(あった)のかが調査されたのだがhttp://matome.naver.jp/odai/2146225453311106201、その17分50秒から、出演者の全員が小林よしのりのゴマーニズム宣言を読んでいた、と述べていた。

あらためてこのマンガが広く読まれていた事を知った。

マンガだから読みやすいのかも知れないが、こういうデマ本が多くの人に読まれていたのは、本当に怖い話である。ところで、このデマ本がデマ本ではないという意見が小林よしのり本人から寄せられた場合、当会では、論争に応じる用意があることを改めて、表明しておきたい。

(ちなみに小林が影響を受けている上杉千年に関しては近いうちに言及しようと思う)



小林よしのりの悪影響)を追記、7月23日】
イメージ 1



他、ツイッター情報 「小林よしのりブームについて」


相原たくや @aiharatakuya  5月4日
90年代後半に「小林よしのり」ブームが高校生や大学生のなかで広がっていたんだよな。で、私がネットを見るようになったのは99年からだけど、2ちゃんねるというものを知って驚愕させられた。その当時は「ネット右翼」ではなく「コヴァ」と呼ばれていた。「日本茶掲示板」なんてのもあったしね。





私はグループ「風」にはあまり接触していなかったので、メンバーがその後どのような経緯を辿り今何をしているか気になるところではある。90年代後半の小林よしのりブーム、0年代の拉致被害者救援やチベット問題、そしてレイシズムの台頭に彼らはどうコミットしたか 

そうそう。多分ちょうどあの時ぐらいは、小林
よしのりブームだったんで、乗っちゃったのかな?と思いますねー。


戦争論の頃の小林よしのりブームは、そのちょっと前に渡部昇一らが耕していたおっさんユートピアに混ぜて欲しい連中が媚びてただけで、今のネトウヨに連なる直系は2002年以降の嫌韓ブーム、具体的には「嫌韓論」だろう。その頃には小林よしのりは既にもうちょっと変な方向へ移動してた。


ゴーマニズムの小林よしのりブームの頃の右寄りの学生は、まだ議論というものが出来た。しかし最近に右曲がり学生は、最初から議論を受け付けないような態度をとる。「あなたが何を言おうと、日本は〜〜」という雰囲気なのだ。その点が、反論を「騒音」としか認めない政治家と似ていて恐ろしくもある。


2018-5-1追記)
<桜H>離れして、最近少しまともなものを書くようになった古谷 経衡は、高校生時代に友人たちと「『戦争論』と同『ゴー宣』シリーズを貪るように回し読みした」という。古谷によれば、小林の『戦争論』を仲介として、渡部昇一に代表する「保守」というサロンの中にのみ共有されていた世界観が若者に影響を与えたという。これがネトウヨである。

ネット右翼の「思想的苗床」となった『戦争論』を再検証する』 


2018-5-7追記)




返信先: さん
江川の主張は小林よしのり戦争論で「目覚めた」中学生のそれと変わらないブームで瞬間的に大量発生したが、後学の機会を得た者は常識を取り戻している一方、社会人になって後天的に目覚めた者は学生時に学ぼうとしなかった者も多く、彼らはこれこそが真実とばかりに布教活動に走る江川はその典型




もはや愛国ポルノ!? 空疎な“日本人はスゴい”論連発で大ブームの日本礼賛本トンデモランキング こういうニュースを見ると、日本人は「総小林よしのり化」とでも表現すべき状態になっているのかと情けなくなる。別の言い方をすれば幼児化かな…。





小林よしのりブームが人生においてあったことを消し去るために売ろう


あと、1990年代後半bの小林よしのり的国家論ブームと、「外国人が仕事を奪っていく」という警戒感をダイレクトに結びつけているけど、これは強引すぎるでしょ。当時の小林よしのりの読者層と、外国人が仕事を奪うことを警戒する人たちというのは、いったいどれぐらい重なるものなのか。


最近はまたネトウヨブームなのか(棒 一昔前の小林よしのりブームが思い出されますなあ。 大抵ネトウヨってのはガキと低学r(ry

【2018-8-4追記】