「第1回 日本軍「慰安婦」博物館会議」簡単参加記 1
「第1回 日本軍「慰安婦」博物館会議」に参加してまいりました。
様々な国から来られた登壇者が、各国の博物館関連の実情を報告した後、最後になされた共同声明では「歴史記憶を継続して保存」とともに「戦争のない、女性の人権が守られる平和な世界をつくるための女性の連帯」が採択されました。
共有する心 戦時性暴力根絶 平和への願い
元慰安婦の方々が来日してしばしば平和への希求を語られてきましたが、これを受けて<アジア連帯会議>に参加してきた各国のNPOは第一に「戦時性暴力にさらされる女性の人権を守ること」、第ニにそのために「戦争根絶運動」をしてきました。
韓国ソウルの少女像を[平和の碑]と名付けたように、それは欧米に存在するアウシュビッツの惨劇を伝える博物館、プレートと同様、戦争の無い世界を造り、二度と同じ悲劇を繰り返さないための運動の一貫です。日本には記憶を抹消したがっている人たちもいますが、「慰安婦」博物館建設は、記憶の継承のために必要不可欠です。世界遺産の登録もこうした取り組みから見れば当然だと言えるでしょう。
<会議について伝える記事>
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安信権氏(ナヌムの家 韓国)
ナヌムの家 1998年開館
金文淑氏(民族と女性歴史館 韓国)
2004年開館