河野談話を守る会のブログ2

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国民主権、基本的人権、平和主義を攻撃する人々が「慰安婦問題」を攻撃する

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これはなすこさんの4コマ漫画

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上の2コマは本当の話である。

平成24年5月10日 の憲政記念会館で 長勢甚遠法務大臣は、こう演説して拍手喝采を浴びたのだ。

憲法草案というものが発表されました。
正直言って不満があります。
一番最初にどう言っているかというとですね
国民主権基本的人権、平和主義、これは堅持するって言ってるんですよ
この3つを無くさなければですね。
本当のじしゅ
自主憲法にならないんですよ


例えば、平和がどうのとか言われたりすると
人権がどうのと言われたりすると
怖気づくじゃないですか?

それは我々が小学校からずっとずっと 教え込まれて来たからですよ。
それを立てなおすのはなかなか大変な作業です。
みんなで力を合わせてがんばりましょう。
(大拍手)
https://matome.naver.jp/odai/2146647747327851701


   (創生「日本」東京研修会 第3回  平成24年5月10日  憲政記念会館)

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ところが、この手の「国民主権基本的人権、平和主義否定」をしているのは、長勢甚遠だけではない。

改憲勢力に広く行きわたっているようだ。

小田村四郎日本会議副会長国民主権、平和主義、基本的人権の尊重という虚妄をいつまで後生大事にしているのか」として、まるでそれが悪い事であるかのように述べている。憲法三原則』が日本を蝕んでいるというのだから、すごい話である。

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雑誌『正論』2005年6月号 「日本を蝕む『憲法三原則』

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我々が理解しておかなければならないのは、「慰安婦問題否定」は、こういう人権意識の乏しい勢力によってなされているという事なのだ。しかし「基本的人権」さえ否定するとは、もはや狂ってるとしか言いようがない。それとも江戸時代以前の世界に逆戻りしたいのだろうか?そして彼らがもし改憲に成功すれば、どんな世界が造られるのかも明らかである。