勉強してるな、辻本清美議員・・・・憲法について
辻本議員・・・なかなか勉強家だね
先日もお伝えした辻本議員の予算委員会での質疑応答だ。
安部総理の眼パチは、後半に。
しかし、「総理がお答えください」と述べても、総理が答えないで官房長官が答えている。
ゆえに「河野談話」もその時代の内閣の意思なのだが・・・
本音では、「河野談話を変える」という安部だが、アメリカ、オーストラリア、韓国などから釘をさされており、総裁選や衆議院選挙で述べていた 「河野談話を変える。子孫にまで汚名?を着せるわけにはいかない」は、大きく後退し、ゴニョゴニョ言いながら、逃げている。
しかし、これは表立ってはやらないが、裏でイロイロやるよ、と言うことだ。
高校の歴史教科書をめぐる動向が心配だ。
①
最初のところで、辻本議員は
「憲法の問題です」
「憲法と言うものは、国民から権力者を縛るものである」
と述べている。
中々勉強家だとは思うが、解説しておきたい。
普通の法律や条令は確かに国民の規範を示すものだ。
しかし憲法は一般国民が従うべきものではない。
国が憲法に従わねばならないのだ。
国の規範を示しているのが憲法だと言える。
もっと言えば、行政府とそこに勤める公務員に、尊守すべきものとして造られているのが憲法なのである。
だから、憲法99条にはわざわざ、次のように書かれている。
ではなぜ、このような憲法案が産まれるのか?
我々の先祖達は、神権天皇制のおそるべき弊害を体験し、敗戦から新たに日本国憲法を持って出発したはずであった。しかし、その人々も今や多くが鬼籍に入り、戦前戦中の事実を知るものは、少なくなった。そこで修正論者達は、歴史事実を覆い隠し、「日本はアジアの開放のために戦った」「韓国併合は合法的であり、日本は併合下でいい事をたくさんした」「在日には特権がある」「日本軍は世界一軍規が正しい軍隊であった」などというウソ論説を捏造し、広めはじめた。
これに反論する者を彼らは「反日」「チョン」などと呼び、激しく誹謗・中傷したのである。
こうした歴史修正論の土壌の上に「大日本帝国回帰」への動きが加速したのである。
再び、あの大日本帝国を復活させたいと言うのだ。
さて、辻本議員が挙げた資料は、次回詳しく解説をやろうと思う。