2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧
かつてこのブログにきたネトウヨが、「<安秉直名誉教授の反駁文>は、安教授の書いたものではなく、山下英愛のねつ造だ」「おまえも同罪だ」と攻撃してきたことがあった。 しかし、本物だった。 9月12日には安教授の文章が「週刊金曜日」に公開されたので…
(前ペーシからの続き) この部分は主として被告が述べた「日本人捕虜尋問報告」第49号(乙第9号証)の解釈への反論となっている。 被告第三準備書面では「日本人捕虜尋問報告」第49号(乙第9号証)を根拠に、①「慰安婦」は「相当な高収入」であった、②「廃…
歴史の真相を探ろうとするものにとって、一次史料の探索は欠かせない。現代の実証的な歴史学は、<広範な一次史料の収集>と<史料批判>によって成立していると言ってもよい程である。吉見教授は1992年12月に刊行した『従軍慰安婦資料集』ですでに今…
このブログは慰安婦問題について探求しているブログである。 南京大虐殺について、このブログでは直接のテーマとしていない。 しかし 1、慰安婦の大量募集の直接のキッカケが、南京大虐殺時における大量の強姦事件であったということ 2、南京大虐殺否定論…
現在の日本国憲法は無効だという「けんむの会」のデモとヘイトスピーチ https://www.youtube.com/watch?v=5nq6GH5N8r4#t=39 大日本帝国憲法を復活しようという「けんむの会」の会長は、吉水神社宮司佐藤一彦氏である。 佐藤氏は、今年のサンデー毎日11月2…
「男性への強姦」 マクドゥーガルの報告書は戦地における強姦を定義して こう述べている。 「強姦は男性も女性も被害を受けるので、ジェンダーを問わずに定義される。」 つまり男性が強姦されるような事例もあったわけだ。 皇軍による男性への強姦は、南京避…
秦郁彦がネトウヨに見える動画 「挺対協と元慰安婦たちが一緒になって、身の上話を何と通りか創り上げた」という話を始めた秦郁彦 ちゃんと証拠を示してから言えよ。 <秦郁彦がネトウヨ化している動画> http://youtu.be/AXWb4MQ_-hU 秦 郁彦(現代史家)法…
2014年9月8日(月)吉見裁判第5回口頭弁論が開催された。裁判の模様は、「一事務局員」による参加記に任せるとして、ここでは、裁判の中で明らかになった吉見義明教授の、その濃密な研究に触れたい。今日は「ミッチナ資料」の読み方についてである。 それに…
あるギャングの組織があったとしよう。組織のボスは、自分の組織の人間が満足するために売春宿が必要だ考えた。窓には逃げられないように有刺鉄線を張り、ひとつしかない出入り口には銃を持った子分を見張りにつけておけばいいだろう。こうして準備ができる…
http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/63625177.html からの続き 1960年代の終わりから70年代にかけて、「靖国国家護持法案」が登場した。全国戦友会連合会や日本遺族会などが「靖国神社国家護持」を嘆願署名を2000万筆も集つめ、田中角栄は橋本 登…
インドネシアでも「直接の強制連行確認できず」と菅、気狂いかコイツは?政府がこの認識では、オランダのみならずEU諸国と国交断絶もの。通用するかどうか、菅はオランダ政府にそのセリフを言ってこい!!国内向けだけに「ネトウヨ受けする」デマ飛ばしてる…
『「在日特権」の虚構』 : ネット空間が生み出したヘイト・スピーチ という著作がある。 去年の初めころ、安倍政権の誕生に大喜びのザイトクズのヘイトデモは、これでもかというくらいに邪悪さが増し、なおかつ多発するようになった。 2月のヘイトデモでは…
戦争当時、『文藝春秋』は30代~40代くらいの人たちに広く読まれて一人勝ち状態だった。2010年『「文藝春秋」とアジア太平洋戦争』(武田ランダムハウスジャパン)を出版した国際日本文化研究センター教授の鈴木貞美氏はこう述べている。 「軍部は戦争に…
29日夜、東京の皇居で、晩餐会が開かれ、その席でオランダのウィレム・アレクサンダー国王は歴史について触れた。http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2014103100729 ー(略)ー アレクサンダー国王は「先祖が残した誇らしい歴史もつらい…