河野談話を守る会のブログ2

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「強姦」から見た大東亜戦争史

政治家や街宣右翼がよってたかって言論封圧し、中止に追い込んだ本宮ひろ志『国が燃える』の南京事件の描写

本ブログの読者の方々は、この手の話が事実に立脚していることを理解されるであろう。 「姦った後はたいてい殺しちゃったよ」 「また裂きをやったが、女を縛りつけて・・・両足首をロープでくくって・・・股から裂けて乳房のあたりまで真っ二つだ・・・」 「…

「士官のなかにも自ら先頭に立って住民の部落に潜入し、掠奪や婦女暴行を行った者もいた」INフィリピン

日高親男 『南海をゆく-第153海軍航空隊戦没兵士の霊に捧ぐる鎮魂の記録』1984 アマゾン 昭和20年、ルソン(フィリピン) 「(ルソン・インファンタの“自活生活”中)わが兵士のなかにもよくない奴がでてきた。数名が群れをなして群盗と化し住民の集…

姦った後はたいてい殺した

『証言記録三光作戦―南京虐殺から満州国崩壊まで』 森山康平 1975 元宇都宮の第114師団で重機関銃部隊の一等兵田所の話 昭和12年12月の南京で 「女が一番の被害者だったな。年寄りから何から、全部やっちまった。下関から20人くらい受け持たせ…

ロバート・O・ウイルソン氏の手紙に見る南京レイプ

12月13日に皇軍は南京城に入城した。当時金陵大学病院で患者の治療に当たった外科医ロバート・O・ウイルソン氏の手紙に見られる皇軍による南京レイプの記録 『南京事件資料集 1 アメリカ関係資料編』p274~より 「一般市民の殺害は、ゾッとするほ…

強姦するために監禁する場所をどう名づけるべきか?

松岡環編 『南京戦・閉ざされた記憶を尋ねて』 社会評論社、2002 元兵士102人の証言から 当時・第16師団歩兵第33連隊第3機関銃中隊(兵士の証言)」「私らが行く所は慰安所というのはなかったし、いつも一線ばかりだったので慰安所なんかは行った…

『戦場の「慰安婦」ー拉孟全滅戦を生き延びた朴永心の軌跡』から

いつも広範な取材をして真実を追求されている西野留美子さんの秀れた著作 『戦場の「慰安婦」ー拉孟全滅戦を生き延びた朴永心の軌跡』 から、強姦証言と資料を見てみよう。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ここで取材に答えて証言しているのは、 ①李正早氏 (李正早は日本軍が…

討伐に行って、女性を狩り集め、強姦して殺した という元日本兵

石田甚太郎 『殺した殺された―元日本兵とフィリピン人200人の証言』径書房、1992 ルソン島南部で討伐ということで住民虐殺を行った日本軍部隊に所属していた元日本兵2人の証言の一節。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 昭和20年、フィリピン・…

発見された吉林省資料記事とそれを翻訳・編集した小豆沢紀子さんに加えられるネトウヨの個人攻撃

これまでこのブログでも紹介して来た戦争中の皇軍将兵による「強姦や殺戮」の残虐行為の証拠が、吉林省でまた見つかったという話である。 掲載し忘れていたので掲載しておこう。 Livedoor.news 旧日本兵の残虐行為 新たな証拠 2014年1月14日 22時12分 ざっ…

「日本人の先祖は強姦魔ではない」というふざけた言い回しについて

☆ 慰安婦問題をやっていると奇妙な理屈に出会うことがある。 その一つがこの「日本人の先祖は強姦魔ではない」という理屈?である。何かにとり憑かれたような人達が、口走るのだが、こう述べることで慰安婦問題を否定した気になっているようだ。 しかし、慰…

戦地の強姦と掠奪を伝える陸軍次官通牒 『支那事変より帰還する軍隊及軍人の言論指導取締に関する件』

陸軍省兵務局兵務課 1939年2月 捺印 次官 山脇正隆 高級副官 国分新七郎 陸軍次官通牒 『支那事変より帰還する軍隊及軍人の言論指導取締に関する件』 *保存期間は永久 【掲載文献】 ( 保坂正康 『昭和史の深層 15の争点から読み解く』 p142-p146) (藤…

朝鮮半島にて 強姦を自慢げに吹聴する警察署長

朝鮮半島にて 強姦を自慢げに吹聴する警察署長 瀬間喬 『わが青春の海軍生活ー素顔の帝国海軍・別巻』海友堂、1981 昭和6年、海軍経理学校卒業、海軍主計中佐 「清州の時、前夜、海軍大臣代理たる要港部司令官以下我々航空隊職員に対する官側の招宴が地…

因果応報

永井壮吉 『荷風全集第24巻(断腸亭日乗・4)』 1994 東京で (昭和16年)6月18日」 「町の噂」 「芝口辺米屋の男3、4年前召集せられ戦地に在りし時、漢口にて数人の兵士と共に或医師の家に乱入したり。この家には美しき娘2人あり。医師夫婦は壷…

【強姦から見た大東亜戦争史】これはただの強姦ではなく、猟奇殺人である

注)心の準備がない人は読まないように 以下は、歴史家・色川大吉氏が自分の体験を書いている。 それはまだ色川氏が中学生であり、日中戦争のさなかであったという。 Tという元陸軍伍長のトラック運転手がいた。私の家に仕事のことで出入りしていたが、ある…

【強姦から見た大東亜戦争史】どこかで人間性を失ったのか?それとも最初からヒトデナシなのか?

鮎川信夫著『鮎川信夫著作集第七巻』思潮社、1974 「戦中手記」(思潮社、1965) 昭和17年10月、近衛歩兵第四連隊?に入営し、18年5月、インドネシア・スマトラに派遣され、19年6月帰還。20年2月から3月にかけ、傷痍軍人療養所で「戦中…

「突撃する、女をやれる、どろぼうできる」

読売新聞はいづれこの著作も取り消すんじゃないか? 「あの時はああ書きましたが間違いでした」・・・とか言いながら。(笑) しかし赤裸々だねー。 「突撃して勝ったとき何をするかと言えば、どろぼうするか女をやるしかねえんじゃもん」 「突撃する、女を…

「日本軍がこれまで、中国はじめ各地でやって来たような事を、かれらも必ずするに違いない」

戸石泰一 『消燈ラッパと兵隊』 KKベストセラーズ、1976 昭和17年10月、入営。19年2月以来、インドネシア・スマトラ(ブキ・チンギ)に駐屯する第25司令部の見習士官 その中に朝鮮人の慰安婦もいた。彼女たちは、中国各地を日本軍と共に強制…

「13、4の少女から、70過ぎた老女まで、強姦し、そのうえで殺したりした皇軍の兵士も多い」 古山高麗雄

「80になる尼さんを強姦した話」を佐々木元勝は書いていたがhttp://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/65294741.html、今度は「70過ぎた老女まで、強姦し、そのうえで殺したりした皇軍の兵士も多い」のだという。 皇軍はほとんど犯罪結社だな。 「人…

慰安所の生活は強姦から始まった

南京戦の翌年・第16師団歩兵第33連隊第3大隊所属の元兵士の証言 「慰安所の朝鮮人の娘は、ピー屋から、軍需工場や看護婦にするいうて騙されて連れてこられた言うとったわな。馴染みになった朝鮮人の娘から、前線に徴用され、将校にやられた後、慰安所に…

「分隊の兵隊は、ほぼみんな(強姦を)やっとった。街に行ったら“ただ”やからな」

「30人くらいの女をたいがいの部隊では連れて歩いておった。ほとんど朝鮮人の女じゃった」 「慰安所作っても強姦は減らんわ」「分隊の兵隊は、ほぼみんな(強姦を)やっとった。街に行ったら“ただ”やからな」 『南京戦・閉ざされた記憶を尋ねて』 松岡環編 …

「支那人は我々日本人を以て猛獣呼ばはりを為し日本兵を以て獣兵と唱えて戦慄する」 ー 陸軍法務官が見た皇軍の姿

小川関治郎プロフィール 1875年愛知県に生まれる。明治法律学校卒。1907年陸軍省より第16師団法務部部員を命ぜらる。1922年近衛師団軍法会議法務官、兼陸軍高等軍法会議法務官及び裁判官。1923年甘粕事件軍法会議裁判官、1935年相沢事件軍法会議裁判官、1936…

「強姦を得々と語る兵隊は少なくなかった」横田正平、佐々木元勝が描いた皇軍の倫理観

横田正平 『玉砕しなかった兵士の手記』 草思社、1988 大正元年愛知県生まれ。上智大学新聞科卒。 同盟通信写真部に入り、昭和13年に従軍記者として中国戦線に 昭和14年に東京朝日新聞編集局へ 昭和16年に召集の一兵卒として 華中、満州、サイパン…

「日本じゅうの犯罪者が軍服を着て南京に勢揃いしたのかといいたくなる」BYラーベ

我が国の皇軍兵士たちの足跡を追う作業は、けっして楽しいものではない。彼らは必要の無い時にも、しばしば楽しみに掠奪し、強姦し、殺害し、放火した。「日本じゅうの犯罪者が軍服を着て南京に勢揃いしたのか」というラーベの嘆きは決しておおげさなもので…

<メモ>鹿内産経元社長 が語る日本軍将校によるレイプ

歴史発掘最前線 鹿内信隆産経元社長 日本軍将校によるレイプを語る 「女子大生を将校がいただく、それがいかにすばらしいか・・」だって 鹿内 ろくな戦争もしないうちに。最後はみんな餓死してしまったんですが、緒戦は本間雅晴中 将を中心として、上陸した…

強姦から見た大東亜戦争史「家の者にも戦友にも言えないようなことは、いろいろありますよ。」

フィリピンで 一人が自動車一台ずつ持って掠奪に行くんだ。銀貨、時計、洋服地なんかね。古年兵だから軍の意思を知りぬいているので、こんなこと平気ですよ。 でも2回ほど強姦罪で銃殺されるところを見たな。わたしらは仮にやっても、尻尾をつかまえられる…

3月5日のThe Japan Timesの記事=「紛争時 の性暴力 の性暴力撲滅の闘いを弱体化させる『「慰安婦』へ姿勢」を翻訳

2014年4月12日、フランスのSlate誌が「Seconde Guerre mondiale: au moins deux Françaises parmi les «femmes de réconfort» de l’armée japonaise」と題する記事を掲載した。 http://www.slate.fr/story/95393/francaises-femmes-reconfort-armee-japonais…

強姦からみた大東亜戦争史  「男性への強姦」

「男性への強姦」 マクドゥーガルの報告書は戦地における強姦を定義して こう述べている。 「強姦は男性も女性も被害を受けるので、ジェンダーを問わずに定義される。」 つまり男性が強姦されるような事例もあったわけだ。 皇軍による男性への強姦は、南京避…

強姦から見た大東亜戦争史 「戦地強姦罪」

【「強姦」から見た大東亜戦争史】 中国戦線では 【強姦から見た大東亜戦争史】 『岡村寧次大将資料... http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64661674.html <メモ> 戦地における強姦罪は、独立した項目ではなかった。わずかに掠奪の際に、付帯事…

【強姦から見た大東亜戦争史】 『岡村寧次大将資料(上) 戦場回想編』から見た戦地強姦罪

前回紹介した 『岡村寧次大将資料(上) 戦場回想編』(岡村寧次著 原書房)の該当部分を提示しておこう。 (P282) ここで理解しておかなければ、ならないのは 「戦地における強姦は、陸軍刑法においても、”親告罪”であった」 という事である。 ”親告罪…

【「強姦」から見た大東亜戦争史】 中国戦線では良いことがあるぞと強姦を示唆されていた

『共同研究 日本軍慰安婦』のP221に陸軍三羽烏の一人である岡村寧次大将の軍法会議の話が書かれている。 岡村寧次大将は、北支那方面軍司令官時代(1941~44年まで)を回顧した一文の中で、強姦事件を犯して起訴された若い兵士が軍法会議で陳述し…

【強姦から見た大東亜戦争史】 いくら、朝日を攻撃しても、この事実は揺るがないだろうに・・・・・

歴史修正主義者たちが、「反日」とか「サヨク」とかレッテルをはるこの手の記事だが、読売もこう書き、従軍体験を書いた作家もこう書き残している。 いくら朝日を攻撃してみても、その事実は揺るがないだろうに・・・・。 戦争にあっては,道徳も倫理も人間…