河野談話を守る会のブログ2

ヤフーブログ閉鎖のため移住しました

「日本軍がこれまで、中国はじめ各地でやって来たような事を、かれらも必ずするに違いない」

戸石泰一 『消燈ラッパと兵隊』 KKベストセラーズ、1976

昭和17年10月、入営。19年2月以来、インドネシアスマトラ(ブキ・チンギ)に駐屯する第25司令部の見習士官


その中に朝鮮人慰安婦もいた。彼女たちは、中国各地を日本軍と共に強制的に行動させられ、マレーからシンガポール、そしてスマトラまでつれて来られたのである。
(p262)



敗戦直後)在留邦人の婦人は、すべて陸軍病院の『看護婦』にされる事になった。上層部が発案し強行したという事だった。英印軍が入って来ても、病院看護婦としてあれば、まさかひどい事はしないだろうというのである。日本軍がこれまで、中国はじめ各地でやって来たような事を、かれらも必ずするに違いないと確信しているわけであった。
(p280)

いつも他人をハメようとしている人は、他人も同じことをするのを恐れて、他人を信用できなくなる。
心理学でいう自己投影である。

ここでは皇軍が強姦しまくったから、他の国の軍隊もやるに違いないとして、女性を看護婦にしたのである。