河野談話を守る会のブログ2

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「13、4の少女から、70過ぎた老女まで、強姦し、そのうえで殺したりした皇軍の兵士も多い」 古山高麗雄

「80になる尼さんを強姦した話」を佐々木元勝は書いていたがhttp://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/65294741.html、今度は「70過ぎた老女まで、強姦し、そのうえで殺したりした皇軍の兵士も多い」のだという。

皇軍はほとんど犯罪結社だな。

「人を殺し、家を焼き、物を奪い、13、4の少女から、70過ぎた老女まで、強姦し、そのうえで殺したりした皇軍の兵士も多い」




古山高麗雄著 『人生、しょせん運不運』

 草思社、2004

「今度は実名で、新義州のこと、両親のこと、私と妻のことを書いてみる」決意で、過去を振り返る連載したが未完。

軍隊というのは、人間の価値を階級以上に考えることがなく、そうすることで組織を維持し、アラヒトガミだのセキシだのというカルト教団の教義のような考え方で国民を統制して、陸海軍の最高幹部が天皇という絶対神の名のもとに、オノレの栄達を求めた大組織でした。 (p81)


それにしても国民は、まんまと、と言うのか、従順に、と言えばいいのか、ああいう人たちの思うままに使われて、無惨に死に、生き残った人たちは、そういう仲間や肉親のことを、英霊などと言っている。東条英機も英霊です。侵略されたわけでもなく侵略されそうだったわけでもないのに、他国に押し入って、人を殺し、家を焼き、物を奪い、13、4の少女から、70過ぎた老女まで、強姦し、そのうえで殺したりした皇軍の兵士も多い。そういう兵士の中には、恨みを買って殺された人もいる。そういう兵士も英霊です。わが国では、東条も、強姦殺人の兵士も、死ねば皆仏さま、あるいは神さま」 (p82)
「しかし、犯人が死んで英霊と呼ばれても、過去の痛ましい事件が消えるわけではありません。 (p82)