河野談話を守る会のブログ2

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「突撃する、女をやれる、どろぼうできる」


読売新聞はいづれこの著作も取り消すんじゃないか?
「あの時はああ書きましたが間違いでした」・・・とか言いながら。(笑)
しかし赤裸々だねー。

「突撃して勝ったとき何をするかと言えば、どろぼうするか女をやるしかねえんじゃもん」

「突撃する、女をやれる、どろぼうできる」

「どうして村人を殺(や)ってまでどろぼうするのか。食うことと、慰安所に行くためじゃった。べっぴんを買うんには3円いるんじゃけん。」





読売新聞大阪社会部 『中国侵略ー新聞記者が語りつぐ戦争6』 角川文庫、1985


「東洋鬼」
S57、某戦友会の中国旅行で、昭和14年から4年間、中国各地を転戦した兵士の話しを聞く。

(中国・はい県)

「『突撃して勝ったとき何をするかと言えば、どろぼうするか女をやるしかねえんじゃもん、われわれ20や21の者(もん)には。突撃する、女をやれる、どろぼうできる……。何が天皇陛下万歳じゃ。それが事実じゃもん。それが、わしらの青春じゃったんだもん……』。あんたにはわかるまいが、というような口調で、男は中(読売記者)に言った」
(p121)

(S57、訪問先のはい県)
「40年前、男の中隊があった民家だった。土塀に囲まれた屋敷で、土壁の平屋が三戸並んでいた」
「『こっちが慰安所だったんですよ。朝鮮から引っぱってこられた女が20人ばかりおったんです』。中の横にいた一人が声をひそめて、道の反対側の民家を指差した」
「『どうして村人を殺(や)ってまでどろぼうするのか。食うことと、慰安所に行くためじゃった。べっぴんを買うんには3円いるんじゃけん。給料は7円20銭だけじゃった』。日本を出発する前、男はそう言った。その慰安所の前に、いま男は立っている。ハンチングの下からのぞく白髪。たるんだ頬の肉。40年の年月があった」
(149~p150)