河野談話を守る会のブログ2

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またまた池田信夫が放った独創的な嘘


池田信夫という人には妄想癖があるとしか言いようがない。
言葉には何の”真実”も見られない。

例えば、このツイートである。




江川さんは知らないと思うが、あのころ「与党」になった福島みずほが、その立場を利用して「戦後補償」にいろいろな補助金をばらまき、外交をめちゃくちゃにした。アジア女性基金も、そのバラマキの一つ。



恐ろしいことにこんな嘘を、126人もRTしている。


             虚偽検証

社会党(96年からは社民党)が与党になったのは、自社さ連立政権 であり、1994年6月30日から1998年7月30日まで続いた。



この第18回参議院議員選挙自民党の大敗によって第2次橋本内閣は総辞職している。

福島が議員になった頃には、社民党は与党ではなくなったのである。どうやれば立場を利用して、補助金や<アジア女性基金>などのバラマキが可能なのだろうか?
まったく自分が知らないことを口から出まかせに述べているというしかない。


「与党」になった福島みずほが、その立場を利用して「戦後補償」にいろいろな補助金をばらまき、外交をめちゃくちゃにした。アジア女性基金も、そのバラマキの一つ。 (BY池田)

などというセリフがまったくの虚偽であることが分かるだろう。これが昔、報道に携わった人間の書くものとは到底思えない。


ところが、こうした”口から出まかせ”を平気で述べながら、「江川さんは知らないと思うが・・・」と述べている。”あなたは知らないが私は知っている”と述べているのだ。こうして自分を偉く見せた話を盛りつけている。

それどころか、こんなことさえ述べている。


河野談話アジア女性基金も大失敗だったが、もはやサンクコスト。今後どうすればダメージを最小化できるか、考えるしかない。まず朝日新聞福島みずほなどの嘘つきを追及して、嘘を撤回させることが手始めだ


「嘘つきを追及して、嘘を撤回させることが手始めだ。」そうだ。自分の嘘をどうするのだろうか?
      

池田信夫は「慰安婦問題」で虚偽ばかり書くと同時に、自分が虚偽を述べながら相手に知ったかぶりの説教をするという特技を持っているようだ。

以前に指摘したが、池田は、「スマラン事件」を「モア島の件」に混同しながら、大前研一に教えを垂れている。



知らない人間に教師のように教えを説いているが、実はただの出まかせであるという詐欺みたいな話なのである。

 
      太平洋戦争の時代にこの国を虚偽が支配した

かつて太平洋戦争の頃は国中に嘘が出回った。戦争責任者の問題』伊丹万作氏は、多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。
私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。」という。

確かに騙された人が次には他の人を騙したような国の中で、犯人を特定はできないだろう。いつの間にか嘘が蔓延するのだから。そして現代もよく似た時代である。ネトウヨの嘘がネットに蔓延し、ネトウヨもどきの政権が嘘をつきまくっている。

しかし、そこはネット時代である。
嘘を広めた人も、創作した人も、ちゃんとそれなりにその記録が残されてしまう。

上記の嘘は池田信夫の独創的な作り話である。その記録はネットの中に未来永劫に残るわけだ。とりあえず、このブログにも残しておこうと思ってこれを書いている。