酷すぎるヘイトクライム
悪い冗談
悪い冗談
サッカーのイングランド代表の、DFジョン・テリーが代表首将を解任された。その理由は、ジョン・テリーが試合中に相手の選手に対して人種差別的発言をしたために、起訴されたからである。このように、欧米では、「ヘイト・クライム」と言って、人種間のヘイト(憎しみ)を煽るような言動は犯罪である。
その、ジョン・テリーが起訴されるのである。
さて、最近「石原新党」等という物が話題になっている。
私も大抵のことには驚く男だが、矢張りこれには驚いた。
まあ、民主党なんか最初の約束は全て破って、何が何だか分からないどぶ泥のようなたわごとを口走る首相になってしまった。
それなら俺でも大丈夫と石原慎太郎氏が考えても不思議はない。
これが、おもしろいね。
管首相が、「反原発」じみたことを言った途端に、日本のマスコミは、菅氏についてありとあらゆる悪口雑言をかき立てたのに、野田首相が「どじょうでございます」といって、原発推進を口にすると、手のひらを返したように、これ以上の善人はいないかのようにかき立てる。
日本のマスコミ人士の正体が見えましたね。
行った途端に、ジョン・テリーと同様起訴される恐れがある。
石原慎太郎氏が「中国人の犯罪DNA」論を述べたのが2001年、それ以前に、まだ衆議院議員の時に選挙戦の際に同じ選挙区の新井将敬代議士の選挙ポスターに(1996年に北朝鮮から帰化)と書かれたシールを石原慎太郎代議士の第一公設秘書が指揮して貼って回ったこともあった。両方ともとっくにいわゆる時効だが、石原慎太郎氏は欧米だったら、とっくに塀の向こうの住人になっていたはずの人である。(石原氏の言動にはまだ時効にかからない物がある公算大である)
今の世の中何が起こるか分からない。橋下氏の率いる維新の会は大変に威勢が良いらしく、あちこちの政治家が接近しているようだ。
これで、意気上がった石原慎太郎氏が勢いに乗って再び、中国、朝鮮、韓国がらみの痛い話を海外でするかも知れず、そうすると日本の首相で初めて海外で起訴されると言うとになりかねない。
私は、小泉氏首相が登場したときに、日本で最悪の首相が誕生したといった。その通りになった。
喋る言葉喋る言葉、全てどぶ泥が溢れてくるような感じで、うっかり氏の話を聞いていると、どぶ泥を呑込んで呼吸停止をおこしそうである。
「ヘイト・クライム・スター」か、「日本どぶ泥漬け作戦請負人」か、私たちに与えられているのは、このようなすてきな人ばかりで、泣くのもアホらしいから、笑ってしまいましょうかなあ。
>欧米では、「ヘイト・クライム」と言って、人種間のヘイト(憎しみ)を煽るような言動は犯罪<
なのだが、日本では犯罪ではない。
ましてや、外国人の人権などどうでもいいというのが本音なのだろう。
当たり前の事だが、日本でも人種、あるいは民族間の差別を煽るような言動を禁止する法律を整えるべきである。