河野談話を守る会のブログ2

ヤフーブログ閉鎖のため移住しました

自民党最後の良心=村上誠一郎、秘密法、靖国参拝、解釈改憲を批判す







自民党にも骨がある人間がいるようだ。



村上氏、解釈改憲を批判 自民総務会

転載元:47ニュース


元記事:愛媛新聞オンライン




村上氏、解釈改憲を批判 自民総務会 

 自民党村上誠一郎氏(衆院愛媛2区)は14日の党総務会で、安倍晋三首相が昨年末に行った靖国神社参拝を「(外交問題化するため)デリケートな対応が必要だった」と指摘し、首相が意欲を燃やす集団的自衛権の行使容認には「憲法の解釈変更に踏み切るのはおかしい」と批判した。 総務会終了後、取材に応じた村上氏によると、靖国参拝については席上、「米国も中韓両国と仲良くしてくれと言っている。党三役はブレーキ役となるべきだ」と強調。集団的自衛権の行使容認には「今まで慎重に議論を積み重ねてきた。1人の首相が突然1人の首相が突然、解釈変更できるものではない。言語道断だ」と訴えた。 
 官邸主導といわれる安倍政権の政策決定の在り方にも触れ「総務会も政調会も政権のチェック機能が弱くなっている」と指摘すると、出席者から賛同の声が上がったという。 
 党総務会は党大会、両院議員総会に次ぐ党の意思決定機関。村上氏は、昨年12月に成立した特定秘密保護法をめぐっても、同法案を承認する総務会を途中退席し、衆院本会議採決では党方針に反対し棄権した。



選挙区: 愛媛県2区
政党: 自民党
初当選: 1986年
当選回数: 9回
生年月日: 1952年5月11日

ホームページ:http://sei-murakami.jp/

面白いのは、「原発事故自己批判と懺悔の書」と銘打って、内部告発というべき福島原発の真実 このままでは永遠に収束しない』を書いている点だろう。


このPDFでは「原発対策国民会議」内での、佐藤暁、石川柚夫、松浦祥次郎、児玉龍彦各氏らの報告や「私は原子力A級戦犯。知ってる事は何でもお話する」と述べた原子力ムラの重鎮の証言などが含まれているそうだ・・・・。



個人的に言わせてもらうと私は「反原発」「脱原発」運動には直接はタッチしていない。しかし、「特定秘密法反対集会」の関連でいくつかのNPOとは連帯している。またネトウヨに媚びながら嫌韓・憎韓論を絶えず掲載し、今や反米右翼の牙城となりつつあるネトウヨ宣伝雑誌『WILL』の最大のスポンサーが東京電力だという話は聞いている。東電の宣伝・工作費は800億円だそうだが、どうしてその東電マネーがあんな偏向雑誌に使われるのか?彼らの組織構造がかいま見える話である。そういう訳で、全てが繋がり、現代日本の病巣を造り上げているのである。



情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)

政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪追及の情報ぺ-ジ


右翼系雑誌『WiLL』の最大スポンサーは東京電力の模様

 毎月、過激な右翼思想を展開する、元『週刊文春』編集長の花田紀凱氏が編集長を務める月刊雑誌『WiLL』。発行所は「ワック・マガジンズ」(東京都千代田区)という株式会社なのだが、その実態は一般にはそれほど知られていないので紹介する。同社の代表を務めるのは鈴木隆一氏(58。そもそもは月刊『文藝春秋』の契約記者だったそうだが、その後、新潮社に入社、写真週刊誌『FOCUS』創刊に携わり、局次長まで務めているという……。






【参考】
 
 週刊朝日 20131213日号

「悪法」と言われる特定秘密保護法案が、1126日夜、衆院をついに通過。今国会での成立が確実な情勢となった。衆院採決の際、自民党でただ一人賛成しなかったのが村上誠一一郎元行革担当相(61)だ。法案が国会に提出される前の1022日、党の総務会でも反対を主張、また26年前、同党が目指したスパイ防止法案(廃案)でも反対を唱えた筋金入りだ。造反したワケを大いに吠えた。
*  *  *
 10月の総務会後、いくつかのメディアに私の考えが取り上げられました。同僚議員からしょっちゅう「いい意見だ」「頑張ってくれ」と激励されました。じゃあ誰か自分の良心に従って付き合ってくれよって言ったけど、皆目ゼロ。
 
みんな首相官邸が怖いんでしょうね。96年に小選挙区制度になって、総理総裁が党の公認権、カネ、そして比例順位をすべて握りました。その結果、昔自民党にあった多様性が失われ、独裁となりました。私は小選挙区制度の導入にも反対しました。カネのかからない選挙をというのであれば、連座制とあっせん利得罪を強化すれば事足りた。今回も秘密が漏洩しないよう国家公務員法自衛隊法を改正、強化すればいい。
 
2005年の郵政選挙で、当時の小泉純一郎首相(71)が郵政民営化法案に反対する人を追い出し、刺客まで立てました。昔の自民党はあそこまでえげつないことはしなかった。あれがみんなのトラウマになっているのでしょう。
 
派閥が悪いと言いますが、昔の派閥の領袖は偉かったと思いますよ。党内で違う主張を唱え、執行部にたてついても必ず選挙や人事ではガードしてくれた。私が入っていた派閥の会長の河本敏夫さんは「みんなの価値観でどんどんやってくれ」と言ってくれました。
 小泉さんも無責任ですよ。脱原発を訴えていますが、電気料金が跳ね上がったらアベノミクスは飛んでしまう。代替エネルギーをどうするかも提示しない。首相が脱原発を決断すれば知恵は出てくるっていうけど、そんな簡単じゃない。
 
安倍晋三首相(59)が今やるべきは、財政の立て直しと外交、そしてエネルギー政策です。アベノミクスがうまくいかず、物価が上がり、貸金が上がらないとなると、その反動は「倍返し」どころではないと思う。
 貿易収支や経常収支が赤字になると、預金を取り崩すことになる。するとまた財政赤字が膨らむ。財政破綻したらもう国は終わりですよ。そのとき、なんでこんな法案にかまけていたんだということになります。
 選挙で勝ちすぎると必ず慢心します。選挙で獲得した議席数と民意は必ずしも一致しません。民意以上に議席が取れてしまうのが小選挙区制度です。高転びする可能性があります。
 
もう党内で私みたいのは珍しいのかな。融通が利かないしね。本当はもっと若手が声を上げるべきです。周りから白い目で見られるし、私ももう疲れましたよ(苦笑)。



安倍に逆らえる若手はいないんだよね・・・小泉、古賀、野中とあんたぐらいだよ。