ネトウヨは心の病?
ネトウヨは心の病を患った可哀そうな人だという言論がある。
http://n-knuckles.com/serialization/series/news000432.html
シリーズ「ネットウヨク論」第9回:インターネットで情報収集する際の基礎知識 「ネット上での声の大きさには理由がある」補足 ネットウヨクと "こじらせちゃった" 人々1
~略~
前回の記事の〆に「ネットで声の大きなヤツの大多数は暇人か病人である」と書いたが、後者については詳しく掘り下げなかった。ほんの数行で説明できる対象ではないため、下手なことを書いていらぬ誤解を招きたくなかったというのが理由である。ネットウヨク問題に詳しくない方からすると「ネトウヨが嫌いだからって病と絡めて語るのはいかがなものか?」と思われるかもしれない。しかし以前から(軽口や偏見も含めてだが)ネットウヨクとは一種の症状なのではないか、という指摘や議論があった。中には「心の均衡を崩すとネトウヨになる」と断言する声もあったほどなのだが、これは正しい言い方ではない。ネットウヨクとカテゴライズされる人間の中でも、「特にこじらせてしまった人間の声がやたらと大きい」という表現が現実に近いだろう。しかもこれはネトウヨに限らず、インターネットを使って情報発信(ブログ・BBS・SNSなどへの書き込み含む)をする人間すべてに言えることである。実は昔からインターネットはその依存のし易さから「メンヘラーの巣窟だ」といった心ない言われ方をしていた空間なのだ。絶対数を調べれば、際立って心のバランスのおかしい人間が多いというわけではないのだが、心のこじらせ具合とネット依存度によっては「声の大きさ」が普通の人間とは段違いになるため、とにかく彼らの言動は目立ってしまう。手数(記事数・書き込み数=作業に費やせる時間)でも、文章内容の異常さでも、良くも悪くも人目を惹きやすいのである。それ故に、一部の声の大きい目立つ存在だけを取り上げられ、「ネットにはこんな頭のおかしい人間がいるぞ!」と、面白がった人間の手によって情報が拡散されていったのだ。言ってみれば、バイト先でバカをヤラかす若者の情報がTwitterで拡散されているのと似たような光景だったように思う。ではそうした "こじらせちゃった人間" と "ネトウヨ" がどういう理由で融合するのかといえば、まず最初に「自分がこうなった理由」を求めて「陰謀論」に流れ、それを繋ぎ役・触媒として「政治思想」と絡み、気付いたら「自分を苦しめる加害者は中国・韓国・北朝鮮・創価学会......のどれかである」といった結論に至ってしまうようだ。
一昔前の陰謀論の主役といえば、ユダヤ・フリーメーソン・ロスチャイルド・アメリカ&ロシアの諜報部......といった面子だったはずなのだが、近頃はこれらのネームバリューが低下し、代わりに中朝韓や宗教の類が主流になっているように感じる。それが何故かと言うと、答えは簡単で 「陰謀論(妄想)を構築するには、外部からの燃料補給(情報収集)が欠かせない」 からだ。例え酷い妄想癖を持った人間でも、100%自分の妄想力だけで世界を構築できるわけではない。どうしたって外界から得た情報を元に、それらをパーツとして取り込み(組み込み)、妄想を強化していくといった作業が必要となる。それでは、今現在このような病状に苦しむ人間が情報収集の場として使っているのはどこだろうか? いきなり答えを言ってしまって申し訳ないが、そりゃまあインターネットだろう。ネット接続にどのような端末を使うかまでは把握していないが、モバイルにしてもPCにしても、最も手軽に自分好みの情報に触れられるツールである。じゃあそのインターネット上で、彼ら・彼女らが「妄想の構築に使えそう」と判断する可能性が高い情報はどのような内容だろう? ここはとても大事な部分なので、もう少し角度を変えて考えてみよう。80年代~90年代頃にもこじらせちゃった人々は大勢いたが、彼らが今流行りの「韓国・在日・売国奴......」といった文言をあまり使わず、「ユダヤ・フリーメーソン・CIA......」などを好んで使っていた理由は何だろうか?それは「その当時の情報収集先でよく使われていた単語だから」である。したがって、今ほど嫌韓が叫ばれていなかった時代には、陰謀論の主役に韓国が選ばれることはなかった。"妄想を育む"ためには、外部から何らかの情報を持って来て、それを題材にする必要があるため、外部に存在しない、また滅多に目に付かない情報は、妄想のパーツとして選ばれ難いのだ。また、その時代に「右翼的」な言動が好まれなかった理由はもうひとつある。当時は「売国奴」だの「売国政治家」だのといった右翼的な物言いをすると弱者に見えなくなってしまい、妄想で責任転嫁・自己弁護したい人々にとって不都合だったのである。まだまだ右翼が軍服コスプレをして元気に街宣活動や企業恐喝をしていた時代だから、彼らの言動に似寄ると「強さを重視した肉体言語キャラ」になってしまい、それでは「弱者アピール」になり得ない。陰謀論に逃げる人は、原則として「自分はこんな酷い目に遭っている」「自分が苦しい立場に置かれているのは○○のせいだ」といった、弱さや苦しさの言い訳を求めているものだから、自分が肉体言語な強者に見えてしまっては元も子もないのである。だが、今ではネットウヨクらが平然と『自分達は弱者である → 何故なら朝鮮人が日本人差別をするからだ → 朝鮮人は敵だ → ヤツらを日本から追い出さなければ自分達が危ない → 朝鮮人をコロせー!』 という連合弛緩かのような言動をぶちまけるため、「自分がいかに社会的弱者かをアピールするために右翼的な物言いをする」という、昔では考えられなかった手法が可能となった。中にはデモや街宣活動で「自分は女にモテないから社会的弱者である!自分は保護されるべきだ!朝鮮人を叩き出せ!」とまで言い放つ人間がいる始末だから、「自己弁護と鬱憤ばらしができれば何でもあり」になってしまっているのだ。したがって、今ならば妄想用パーツに嫌韓・反韓系のネタが選ばれても何ら不思議ではない。それを補足・補強してくれる情報がネットに溢れ返っており、また同じこじらせちゃってる仲間同士で容易にコミュニティを構築できるのだから、嫌韓をテーマにした妄想世界の構築が必要以上に捗ってしまうのだ。妄想と一口に言っても、過去にはそれが優れた表現・創作物に昇華された時代もあったし、今でもその可能性がなくなった訳ではない。脳内世界を現実の文字や絵や音で表現するという作業は、苦しさを伴うが救いとなる可能性を秘めている。それに比べたら、ネットで便所の落書きをして他者を攻撃するとか、陰謀論を根拠に攻撃性を剥き出しにしてストレスを発散するという行為は、容易・お手軽ではあるが救いがない。蛇足かも知れないが、「医者にUFOと宇宙について考える事を止められた大槻ケンヂ兄さん」という存在もいるのだから、もし「こじらせちゃってるな~」と自覚できたら、他者を攻撃する以外の自己表現・ストレス発散・(言葉は悪いが)マスターベーションの方法がないか考えてみて欲しい。(略)
http://n-knuckles.com/serialization/series/news000647.html
「ネットウヨク論」第10回:インターネットで情報収集する際の基礎知識「ネット上での声の大きさには理由がある 補足」ネットウヨクと "こじらせちゃった" 人々2
(略)ずばり、今回のテーマは 「ネットウヨクと集団ストーカー」 である。もしかすると「集団ストーカー」という単語は聞き慣れないかもしれないが、現在のネトウヨ問題を考察する上で、決して避けては通れない存在だ。 彼らは「被害妄想」をこじらせてしまった人々であり、「幻聴・連合弛緩・思考盗聴・思考操作・思考奪取・思考吸入......」といった病状を抱えている精神疾患者である......と言われる場合が多い。(これについて後ほどひっくり返しますので最後までお読み下さい)まずは上記の内、あまり耳にする機会のない単語だけざっくりと説明しよう。[連合弛緩]思考の緩み。「○○だから△△である」という、単語同士の繋がりや関連性(連合) が緩まり(弛緩)、論理が他者には理解できない飛躍をしてしまう。「トマトは赤いから消防車と同じ色だ」ならば常人でも理解できるが、これが「トマトが赤いから明日は雨が降る」になってしまうと連合弛緩が疑われる。 ネトウヨに限らず、言動の危うい人種には、このようなロジックで第三者を「朝鮮人!」「創価学会員!」「権力の犬!」「軍国主義者!」......などとレッテル貼りする方々が大勢いらっしゃる。(略)次に「集団ストーカー」の説明に移る。 集団ストーカーとは、何らかの組織が集団で個人を付け狙い、日常の生活から何から盗撮・盗聴し、電磁波や電波で攻撃をするといった嫌がらせをしてくる、という架空の被害(思い込み)だ。 この被害が訴えられ出した当初は、ストーキングしている組織として、フリーメーソン・公安・創価学会・統一教会......などが挙げられていたのだが、今では「創価学会による集団ストーキング」がシェアNo.1と思われる。この集団ストーカー被害者を自称する人々は、自分が受けている被害の証拠として、YouTube等に様々な動画をアップしているのだが、そのどれを見ても普通の精神状態の人間には何が何だか解らない。 例えば、行き着けの心療内科の待合室で、他の患者が映り込むのもお構いなしに録画を始め、何もない空間を映しながらカメラのマイクに向かって 「ほら解りますか? ヤツらがまた電磁波を飛ばして来ています! 耐えられそうにありません!」 といった声を吹き込んでいたりする。 より酷い動画になると、道や駅でたまたますれ違った人にカメラを向けて、「ストーカーの現行犯だ!」と掴みかかるような内容のものまである。ガスライティング(英: gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである。「ガスライティング」という名は、『ガス燈』という演劇(およびそれを映画化したもの)にちなんでいる。現在この用語は、臨床および学術研究論文でも使われている。先ほど 「集団ストーカー被害を訴えている人間は、何らかの精神疾患を抱えていると言われている」 といった説明をしたが、そう言われていること自体は事実でも、その表現が正しいかどうかは別問題だ。現代の日本人の多くは、先行き不透明な不安の中で生活しており、誰しも知らず知らずの内に大きなストレスを抱え込んでいる。 それに起因して、人によっては鬱になったり、さらには不安に付け込まれて妙な新興宗教などに絡め取られるケースもあるだろう。 実は集団ストーカー被害という 「架空のお話」 も、そうした中の一つなのである。 不安定ながらも精神疾患にまでは至っていないというレベルの人間でも、集団ストーカーだの陰謀論だのを吹き込まれ、ガスライティングされている内に、本当に精神疾患(もしくはそれと見分けがつかない症状) になってしまうのだ。 言ってみれば、精神疾患者が集団ストーカーにハマるのではなく、集団ストーカー被害を主張する連中によって、精神疾患者が増えて行くのである。新風は 「日本で唯一の極右政党」 を名乗って政治活動を続けている政治団体だが、数年前に「瀬戸弘幸」 という人物が副代表に就任した。 瀬戸はブラックジャーナリスト(おそらく総会屋系)出身の危うい人間なのだが、早くからネットを活用しており、新風連という新風を応援する勝手連を展開し、その実績を評価されたのか副代表の地位を手に入れた。 この男が仲間から集団ストーカーの情報を聞きつけ、金の匂いを感じたのか 「創価学会の集団ストーカー被害を解決します!」 と、お悩み110番的な有料の相談窓口を開設したのである。また、瀬戸らと行動を共にしていた黒田大輔という男がいる。 彼も桜井誠らと同様に 「日護会」 というネトウヨ系団体を主催しているのだが、こちらも 「創価学会による集団ストーカー問題の解決を業務にしている」 と公言して活動している。瀬戸にしても黒田にしても「集団ストーカー = 創価学会」と決め付けて、それぞれのブログや講演などで裏も取っていない無責任な話を吹いて回っているのだが、これが不安を抱えて危うい精神状態にある人々にとっては 「ガスライティング」 になってしまったのだ。繰り返しになるが、集団ストーカー問題のややこしさは、最初から精神疾患状態にある人間だけが引っ掛かるという訳ではない点にある。 最初は 「多少不安定かもね、疲れてるんじゃない?」 という程度の精神状態だったとしても、瀬戸らのような輩に 「お前を狙ってるのは創価だ創価だ」 と吹き込まれている内に、段々とそれを信じるようになってしまい、本当に精神を患ってしまうのだ。 今はネットという情報ツールがあるため、こうしたガスライティングが恐ろしい速度で拡散されてしまう。 当初は奇人がひとりいるだけだったものが、その奇人にアテられた人間が情報拡散を手伝う事によって、1人が2人に、2人が4人に、4人が8人に、8人が16人に......と、ねずみ講かガマの油売りかといった具合に声が大きくなり、それを目にして真に受ける被害者が増え続けてしまうのだ。(この辺りの自己洗脳の仕組みについては、当シリーズの過去ログで説明しています)上で 「今では集団ストーカーのシェアNO.1は創価学会だ」 と述べたが、どうしてそうなったかというと、瀬戸のような反創価を掲げている連中が無責任にあちこちで吹聴して回った結果、「集団ストーカーは創価学会の仕業」 と唱える一派の声が最も大きくなってしまったからである。瀬戸らがどこまで自覚していたかは知らないが、彼らは結果として他人の弱みや不安に付け込み、ネットを使って 「創価学会の集団ストーキング」 というガスライティングを仕掛け、自称・集団ストーカー被害者の増加を手伝ってしまった。 そしてよりによって専用の有料相談窓口を設けて自分のシノギとし、また政治活動の際の手駒(頭数・動員数) とした。 こんな輩を副代表に据えていた維新政党・新風の罪は重い。 極右だ愛国だを名乗っておいて、日本人に心の病を植え付け収入源にしよう、運動に動員しようと企むとは、新風とはいったい何が目的で政治活動をしていたのだろうか?私は常日頃から 「ネトウヨ問題に関わるのであれば、在特会の桜井のような素人はどうでもいい。それよりも瀬戸のような質の悪いプロを追求しろ」 と言い続けてきた。 ところが、現在ではネームバリューという点で在特会ばかりが注目されてしまい、それを生み出す要因となった瀬戸ら 「プロ」 の存在が隠れてしまっている。 ネットウヨク団体の本当の病巣は、素人(在特会・桜井ら) を盾にしてシノギを続ける右翼業界のプロにあるのだ。今になって右翼業界は慌てて在特会らを 「あんなのは素人だ!我々とは違う!」 と切り捨てにかかっているが、ではそう主張する連中は果たして維新政党・新風を批判できるだろうか? 瀬戸弘幸ら桜井誠を生み出す要因となったプロを、そして彼らが過去にやらかしてきた数々の暴走を批判できるだろうか? 少なくとも、現時点では誰もそれが出来ていない。 右翼業界の中にいる人間が一切批判せず、むしろ 「彼らも新しい運動を頑張っている」 と好意的に見ていたからこそ在特会が生まれ、そして暴走し、「右派・保守派=レイシスト」 という不名誉なレッテルを貼られる結果になったのだ。 その事実(歴史)から目を背け、在特会だけ切り捨てればいいと考えているアホを私は絶対に認めない。余談だが、私は新風の副代表時代の瀬戸を散々批判し、直接電話をかけて1vs1の公開討論を持ちかけた事すらあるのだが、お陰様で名指しで 「荒井は在日で創価学会から金を貰って我々を攻撃している」 と吹聴されてしまった。(ちなみに瀬戸は公開討論の誘いを断って逃げました)愛国者だ行動する保守だを名乗っておいて、追い込まれたら尻尾を巻いて逃げ、ブログに閉じこもってデマや悪口をまき散らすとは、情けないにも程がある。 瀬戸は還暦を過ぎているというのに、行動パターンが引き篭もりのネット弁慶そのものなのだ。いくら創価学会が憎くても、在日朝鮮人が憎くても、デマはデマである。 私も創価なんざ大嫌いだが、それでも創価の言い分が正しければそれはそれで仕方ない。 ウソは何度繰り返してもウソである。 それが情報に触れる人間が身に付けておかねばならない最低限の常識だ。 瀬戸弘幸は自身をジャーナリストと称しているが、ジャーナリストを名乗りたいならば、まずは真実を追求する姿勢とは何かを学ぶべきであろう。ジャーナリストのお仕事とは、精神状態の不安定な人間に対してガスライティングを仕掛け、集団ストーカー被害者という名の手駒にする事でも、信者に怪しげな健康食品を売りつける事でも、友達の家のベランダに落ちてた野生動物のウンコを 「創価のヒットマンの仕業だ!ウンコテロだ!」 と騒ぎ立てる事でもありません。(知ってる人しか笑えないでしょうが、後半部分も本当に瀬戸らがヤラかした事実です)日本人ならば、まずは恥を知りなさい。※補足もし集団ストーカーについてより詳しく知りたいという方は、下記のサイトを読んでみてください。私などよりよっぽど詳しい方がこれでもかと解説してくれています。集団ストーカー(ガスライティング)等の監視妄想研究レポート(http://www.johoguard.com/SSK.html)めくるめく集団ストーカー被害者の世界にようこそ(http://wiki.livedoor.jp/watch_the_st/)
Written by 荒井禎雄
「ネットウヨクとカテゴライズされる人間の中でも、特にこじらせてしまった人間の声がやたらと大きい」とか「ネットで便所の落書きをして他者を攻撃するとか、陰謀論を根拠に攻撃性を剥き出しにしてストレスを発散するという行為は、容易・お手軽ではあるが救いがない。 」という主張は確かにその通りだろう。
このブログにもしきりに、「攻撃性を剥き出しにしてストレスを発散する」ストーカーのような人がいる。古くはred・・今は例えばこれである。↓
ネットに詳しい友人によるとこの人物は以前、「元祖ネトウヨ」を名乗って<舞鶴の岸壁父@atoz19481>の名前でツイッターをしていたが、産経の砂山氏が逃亡した頃、やはりアカウントを削除して逃亡したという。「卑劣さの点ではまさにネトウヨの典型」「おそらく老人ホームなどで暇をしている老人であり、舞鶴市を探せば見つかるんじゃないか」だそうだ。