河野談話を守る会のブログ2

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一人ひとりの記録は局部的で主観的な、不正確な点もあるが



・・・・(略)・・・・
このような中で、応募されたみなさんの貴重な体験記は、他の都市の体験記以上に重要な意義があります。
呉は軍都だったために秘密のベールに包まれ、敗戦時には記録を廃棄したり、呉市が収録していた基礎資料も隠し、僅かに残った記録も散逸させてしまいました。呉市の空襲・戦災に関する行政資料の一部は、戦後、アメリ戦略爆撃調査団には提供されましたが、呉市民には未だに公表されていません。日本の公的な記録があまり無い中で、呉の戦災を明らかにするための資料として、有力な資料は二つあります。一つはアメリカ軍の記録であり、もう一つが呉市民の空襲体験記です。提供された空襲体験記は、日米両国の公的な記録の不備を埋める詳細で具体的な感性のあふれた記録です。一人ひとりの記録は局部的で主観的な、不正確な点もありますが、全体の体験記を集めてみると、空襲の実態をよく伝えています。



「呉戦災を記録する会」が以上のような意見を掲載している。

要するに、「敗戦時に記録を焼却したり」一部「基礎資料を隠し」公表しない資料もあるので、「アメリカ軍の記録と呉市民の体験記が有力な資料」である。 「一人ひとりの記録は局部的で主観的な、不正確な点もありますが、全体の体験記を集めてみると、実態を伝えている」

という事であり、これは日本軍慰安婦の問題においても同じである。

敗戦時に記録を焼却したり一部基礎資料を隠し公表しない資料もあるで、被害者証言が有力な資料となっており、個々の証言には主観的で不正確な点もあるが全体の体験記を集めてみると、実態をよく伝えている・・・・のである。

自ら、資料を焼却し、戦時犯罪の証拠隠滅を謀った以上、文句を言うような筋合いが日本政府にある訳が無い。