慰安婦問題を放置できるわけがない
慰安婦問題「蛮行放置できず」=日本に対応要求-国連弁務官
【ソウル時事】ザイド・フセイン国連人権高等弁務官は25日、訪問先のソウルで記者会見し、いわゆる従軍慰安婦問題について、「このような蛮行をそのまま放置できない」と述べた上で、「私も解決に向けて努力する」と表明した。また、「今後、多くの措置が取られることを確信する」と語り、日本政府のさらなる対応を求めた。
この中で弁務官は「日本軍に強制動員された慰安婦」「性奴隷だった時、一部の女性と少女は数千回にわたり性的暴行を受け、多数の女性が命を失った」などと発言。「解放後も適切な治療や支援を受けられぬまま、過去を隠して生きねばならなかった」と述べた。
弁務官は24日に元慰安婦3人と面会しており、その際の説明を基にした認識とみられる。
弁務官は「日本が取ってきた一連の意味のある措置にもかかわらず、被害者は、自らが受けた苦痛が理解されているとは感じられずにいる」と強調。「十分な措置が取られたかどうかを決められるのは、被害者だけだ」と語った。
さらに「日本の首相が(元慰安婦の)おばあさんと会って直接話をしたら、大きな助けになると思う」とも述べた。 (2015/06/25-19:19)
【ソウル時事】ザイド・フセイン国連人権高等弁務官は25日、訪問先のソウルで記者会見し、いわゆる従軍慰安婦問題について、「このような蛮行をそのまま放置できない」と述べた上で、「私も解決に向けて努力する」と表明した。また、「今後、多くの措置が取られることを確信する」と語り、日本政府のさらなる対応を求めた。
この中で弁務官は「日本軍に強制動員された慰安婦」「性奴隷だった時、一部の女性と少女は数千回にわたり性的暴行を受け、多数の女性が命を失った」などと発言。「解放後も適切な治療や支援を受けられぬまま、過去を隠して生きねばならなかった」と述べた。
弁務官は24日に元慰安婦3人と面会しており、その際の説明を基にした認識とみられる。
弁務官は「日本が取ってきた一連の意味のある措置にもかかわらず、被害者は、自らが受けた苦痛が理解されているとは感じられずにいる」と強調。「十分な措置が取られたかどうかを決められるのは、被害者だけだ」と語った。
さらに「日本の首相が(元慰安婦の)おばあさんと会って直接話をしたら、大きな助けになると思う」とも述べた。 (2015/06/25-19:19)