2013-11-13 日本兵の場合 強姦して殺した例が多かった 「強姦」から見た大東亜戦争史 #練習用 日本兵の場合 強姦して殺した例が多かった 軍の兵站部で慰安所の世話をしたこともある作家、伊藤桂一は、慰安婦について見聞きした多くの話を書いているのだが、軍内で見聞きした強姦事件についても次のように書いている。 これはビルマでの話だが、某兵団で、どうしても強姦が絶えないとみて、内々に強姦を認めた。 一婦人が暴行された、と軍へ訴え出てきた。やむなく調査をしたら、兵長以下三人の犯人が出てきた。かれらは顔を覚えられているし、三人で輪姦したと白状した。准尉が『なぜ殺さなかった』ときくと、三人は『情においてどうしても殺せなかった』と言った。よって軍法会議にかけられ、内地に送還された。一方では強姦したら殺せ、といい、一方では発覚すると厳罰がくる。奇妙な軍隊の規律である。 伊藤桂一『兵隊たちの陸軍史』(文春文庫) この手の話は日本軍ではよく聞く。 強姦が黙認され犯行後殺していたことは『南京への道』にも書かれており、右派歴史学者の秦郁彦日大講師も 日本兵の場合は、憲兵による取り締まりが厳しく、証拠を残さぬために殺害した例が少なくなかった と書いている。(『慰安婦と戦場の性』P155) また中国帰還兵の金子安次は 上官から女を見たら殺せと指示が出ており、どうせ殺すなら強姦してもよいと考えた。 と女性国際戦犯法廷でその心理を明かしている。(『金子さんの戦争』) 日本軍の自己中な性質がよく分かる話である。