河野談話を守る会のブログ2

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また・・・嘘で話を盛りつける秦郁彦(多分歴史家)の話

多分今でも歴史家の肩書きなんだろうと思うが、秦郁彦がまたえーかげんなお話を盛りつけている。

子供のころ、母親たちが井戸端会議しているのを、観測したことがあるのだが、うわさ話をする度に、話に尾ひれがつき、数日経つと、元の話と似ても似つかない話になっていた。そのメカニズムは右派論壇やネトウヨに共通しているが、歴史家秦郁彦の話もあまり変わらないようだ。

すでにこのブログでは秦のいいかげんなお話や作り話、嘘の類をいくつか指摘してきたが、またストックが増えてしまった。

やれやれ

今回発覚したのは、8月19日 日テレNEWS24 『深層NEWS』 「慰安婦問題を考える」での下村満子との対談での話しである。終了間際、秦はこう言っている。


親日派は学者でも何でも挺対協の前で土下座させられて、殴る蹴るなんですよ。」

ほう?いつ挺対協の前で土下座させられて、殴る蹴るなんてされたんだろう?






2014年8月19日 日テレNEWS24 『深層NEWS』 「慰安婦問題を考える」
キャスター 玉井忠幸(読売新聞局次長兼編集委員
      小西美穂日本テレビ報道局)

ゲスト   秦郁彦(現代史家)
      下村満子(元アジア女性基金理事・元朝日新聞編集委員



秦郁彦発言
<文字起こし>12:57~
親日派だーって言う一言でね。だからこの前も首相候補で就任するかと思われたら、これ親日派だと誰が言い出した途端にですね、もう本人も辞退と。だから親日派はね学者でもなんでも呼び出されてですね、挺対協の前で土下座させられて殴る蹴るなんですよ。ですからわたしはね、これどうしようもないからね、向こうからですね、あのちゃんとねこう冷めた気持ちになって、それで日本はいつでもドアは開いていますと言う」



   解説>

土下座と殴る蹴るはソウル大学経済学の李榮薫教授の話だろうが。

 李教授は
「『従軍』慰安婦は売春業」発言を非難され、「ナヌムの家」で“土下座謝罪”した(朝鮮日報04/9/6)。

怒ったのは「支援団体」というよりハルモニたちである。

 *李教授はこの発言により、韓国の慰安婦関連団体から教授職辞任を要求されたが、これは阻止されている。日本で朝日記者が大学を辞めさせられたのを考えると日本の問題が浮き彫りとなる。

李榮薫教授が殴られたのは<教科書フォーラム>韓国近現代史教科書に対する公聴会席の席での話であり、慰安婦問題は関係ない。挺対協の前で、殴る蹴るなんていつされたというのだろう?


これはまた秦の得意技、「舌足らずだった」で言い訳するのだろうな。