「アジア女性基金」嘘つきたちの造った偽りの解決ー記者会見で大沼保昭氏がバラしてしまった事「総理の手紙は官僚が書いた」
大沼氏:日本の側ににも原因はあるのではないか、それはおっしゃる通りだと思います。
私自身、95年から12年間、アジア女性基金で日本政府と一緒に働いてつくづく感じたことですけれども、例えば我々が総理のお詫びの手紙を差し上げようと決め、その主張を政府は飲んだわけですが、その原稿を作る作業の中で、外務省の官僚が"my personal feeling of apology"という言葉を一言入れたわけです。我々から言えばナンセンスな表現、形容詞なんですけれども、それを入れて発表しました。
それがどういう結果を招いたかというと、これは単に総理のパーソナルな謝罪であって、パブリックな謝罪ではないという翻訳を許してしまい、そういう報道をされたと。
我々アジア女性基金は、そういう愚かな事はやめるべきだと言ったが、外務省は聞かず、批判が出てから表現を取りました。そういうことがあります。
ここで注目すべきなのは、「その原稿を作る作業の中で、外務省の官僚が"my personal feeling of apology"という言葉を一言入れた」という部分である。
あっさりと重大な発言をしている。
誰でも知っているようで、知らなかったことが明確になったからだ。
つまり「橋本総理の手紙」は、橋本総理が自分で書いたのではなく、官僚が書いた」のである。
そして官僚はそれを「個人的な手紙my personal feeling of apology」として処理しようとしたのである。
先日の記事に書いた「約束を果たさない件」といい
「心のこもった総理の手紙」を読んで感動し、涙を流した被害者の方々は、完全に騙されてしまったというしかない。総理が書いたと思ったら総理ではなく、さらに「後世に伝える」などと約束しておきながら、まるで実行しなかった。http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64948672.html
セカンド・レイプとはこういう事を言うのだろう。