右翼とは何か？

右翼　左翼という言葉は、非常によくつかわれている言葉だが、明瞭な定義を聞いたことがない。

特に「右翼」については、堀幸雄の『右翼辞典』さえ、はっきりとした定義をつけていないのである。それは堀幸雄には宗教に対する考察が乏しいからだ。

本ブログでは「右翼」の定義について「神道原理主義」「国粋主義」という説明を与えてきた。なぜそのようになったかを含めてこのカテゴリでは、言及して行きたい。

　　　　　　　　　　　　『右翼辞典』の「右翼」概念・定義

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①「右翼には体系つけられるような理論はない」

それは、右翼志向は情念によるものだからである。彼らの南京事件否定論や慰安婦否定論にしても、資料と理論によるものではなく「否定したい」「気に入らない」という強い感情が先にあるものである。この感情は彼らの信じている内容から来ている。

②近代に対する反動

③人類普遍的理念（自由、平等など）否定

④国家主義　民族主義　帝国主義　全体主義　国家社会主義を含む概念

⑤狂信的な排外主義（ショービニズム）

⑥伝統保持（日本の伝統に回帰する）

⑦天皇主義

こうした特徴を持つことをとりあえず覚えておこう。

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