河野談話を守る会のブログ2

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人のエゴイズムが日本を滅ぼす



共産革命の防止に必要なのは、共産主義者を取り締まる事ではない。貧富の差をできるだけ少なくして資本家と労働者の対立を無くすのが最善である。そういう訳で70年前、戦争直後すでにソ連と対立をしていたアメリカは占領するとすぐに農地改革・財閥解体をして貧富の差を無くそうと努めた。ところが70年後には、こうなってしまう。




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最低賃金は最低に近く、富裕層は多い。つまり「中間庶民層が多い」と長らく言われてきたが、それはただの幻想で日本は貧富の差が激しい国だという事だ。

この傾向は、安倍政権の福祉軽減・企業優遇策によってさらに助長されるだろう。年末の報道によると大企業の今年のボーナスは、約二万円アップだそうだが、私の周りに景気回復を実感している人間は皆無である。おそらく政府の発表する「景気回復」には、いくつかの偽りがあるのだろう。大企業のボーナスや株価では本当の景気など分からない。しかし、「景気が回復→消費税アップ」を正統化するために仕組まれた報道である可能性が高い。
年若い大学生の友人の一人は就職を決めたがそれはパチンコ屋さんだそうだ。
特に大学院を卒業した人たちは、年毎に就職難がひどくなっているという。


日本は自殺率が世界で8位の自殺大国で…、 www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2770.h 

先進35カ国の貧困家庭の子供10人に1人は日本の子供である。 pic.twitter.com/MtonlPvwJh

裕福どころではない。この国は貧困に支配されている。
貧富の差が広がるところには、「弱肉強食」のエゴイズムが蔓延している。
芥川龍之介が描いた『蜘蛛の糸』の中の地獄の住民たちのように、我が儲けのみを追求する人達の、心の貧困は言うまでもないが・・・・