小俣行男
エロ・グロ・ナンセンス 第10巻でもっとも迫力があるのは、日本軍の残虐行為を描いた①斬首②銃剣術の刺突③妊婦の腹裂き④女性器に一升瓶を押し込む4コマ続きだろう。しかし①~③は洋の東西を問わず流通してきた残虐物語の定番と言える。②の代わりに赤ん坊を…
まだ、千田夏光が『従軍慰安婦』を書いて世に問う前に、軍記や戦記に描かれた慰安婦・慰安所を探求しているが、今回は小俣行男『戦場と記者』である。 この著作の特徴はこの従軍記者が読売新聞の先輩記者であるということである。 現在、「慰安婦は性奴隷で…
もし、自分の娘が騙されて見知らぬ土地に連れて行かれ、望まぬ男の性の相手を強制されて、泣いていたなら、私はどう感じるだろう? 怒り、悲しみ、憎むだろう。 人として当たり前の事ではないのか? 日本人であるとか、韓国人であるとか、北朝鮮人であるとか…