サンケイウオッチング また嫌韓誘導?
社是として、日韓の歴史対立を煽って来た産経新聞である。「大東亜戦争は自衛戦争である」「アジアの解放戦争である」「従軍慰安婦はただの商行為である」と嫌韓論者に代弁させながら、自社の主張を述べて来た。在特がヘイトスピーチで有罪を受けても産経の嫌韓に偏った記事は変わらないようだ。最近(下の文章) もまた「幼稚な」と価値観をつける事で、嫌韓主張している。
元々サンケイは5大紙だったはずだが、今では3流雑誌並みに信用できない新聞になってしまった。
嘆かわしい話だ。
嘘でかためた産経報道
2011年「主張」で、戦時中の沖縄県で起こった集団自決に関して、軍人の強制は学術的定説ではないと、学術的見解を引用したが(1月7日)、2010年の「主張」では、天皇陵の治定に関して、科学的に否定されたからといって長らく信じられていたことを覆すべきではないと、学術的見解を拒絶した。こうしたダブルスタンダードを使って、自社の主張をしている。
・捏造・・・ネット右翼がこれを利用
その後これを元に、ネット右翼が「土下座写真」を捏造した。
・捏造
・捏造
・捏造
・疑問記事・・・右翼がこれを盲信非難
2007年6月19日、「大手警備保障会社が朝鮮学校用地を購入することに内定」と報道し直後からこの“大手警備会社”をセコム株式会社と断じた右翼団体による抗議活動、嫌がらせの電話や脅迫状が相次いだ。これに対し、セコムは同年6月30日に、産経記事は事実無根で取材も一切なかったとの意見広告を全国紙に掲載した。
・捏造
・捏造
2011年3月2日、京都大学入学試験インターネット投稿問題について「東京の高校生2人が関与、京都府警察がほぼ特定」と報じたがそのような事実はなかった。「捜査関係者からの情報」という事だったが、サンケイのこの手の情報には気をつけるべきである。
・捏造
2011年5月4日、
・捏造
2012年7月23日、自衛隊の統合防災演習に際し、隊員の区役所庁舎内立ち入りを拒否したとして、東京都内11区を名指しで報道。「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かしたという担当者の声も掲載。翌24日付の「産経抄」でも「職員の心ない仕打ち」「自衛隊員の心情を思うとやりきれない」と痛烈に批判していたが、名指しされた全区が事実無根、防災担当職員に対する侮辱だとして抗議声明を発表。25日付の紙面で、一部訓練を除き庁舎内で訓練が行われていた旨や、そもそも訓練を行わなかった区があったことを認め、謝罪記事を掲載。
痛烈に罵倒しておいて、捏造だと判明した例である。
・捏造
安倍政権は庇うが、他は捏造してでも批判するという新聞として信用できない質の低い報道を続けている。
サンケイは謎の新聞である。
文中にある 在ソウルの外交筋 とは、いったい誰の事なのだろうか?
「在・・外交筋」という事は、日本の外交官関係者と受け取るしかないが、まさか、自社の黒田勝弘氏じゃないだろうな?上に掲載した例では「捜査関係者からの情報」とか書いておいて、まったくの捏造だった事が判明している。
同じような手口じゃないだろうな?
この手の「客観的取材」を装った捏造は他にも有りそうだ。
という表現も不可解である。
とか書くなら分かる。
もしくは
と書くべきだろう。
誰が書いたのかは知らないが、文章になっていない。
現在主導権を握りながら、右派論壇と報道の質の低下はこの国の将来に直結するに違いない。産経新聞には、根拠を明確にし、主観を排して捏造の少ない記事を書いて欲しいものだ。
捏造資料