河野談話を守る会のブログ2

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石原信雄ってボンクラなの?


政府は資料を隠しているという指摘に対して、石原信雄は

「私は当時、各省庁に資料提供を求め、警察関係、米国立公文書館など『どこにでも行って(証拠を)探してこい』と指示していた。薬害エイズ問題で厚生省が資料を隠していたから慰安婦問題でも、というのはとんでもない話だ。あるものはすべて出し、確認した。政府の名誉のために言っておきたい」
97年3月9日の産経新聞朝刊)

なんて言ってるのだが、すると先日国立公文書館で発見され、林博史教授によって発表された資料はどうなるのだろう?
これは公文書だが、今までその存在をまったく知られていなかった。

海軍特別警察隊長が、「スバラヤから蘭軍下仕官の妻君5人の他、現地人70名をバリ島につれてきた」とか「200名ぐらいをバリ島につれて来た」とかさらには、戦後「70万円を使って隠ぺい工作をした」と供述している重要資料である。

こういう資料が未だに眠っていた事について石原信雄は何か弁明があるのか?
あるものはすべて出し、確認」などしていないではないか?

そもそも、1996年の12月ー彼が官房副長官だった時代(93年)には発見されていなかった警察資料が発見されている。支那渡航婦女に関する件伺など、重要資料6点

あるものはすべて出し、確認した」などとパフォーマンス的に力強く言うが、「すべて出して」いないので文句を言われているのである。そこが分からないらしい。

賭場などで、盆が見えない人間の事を”ボンクラ”と言う。
全体像がよく分かっていないらしい石原信雄は、ボンクラというべきだろう。こういう人間が官房副長官などという要職についていたのは、日本のご不幸である。
ネトウヨじゃあるまいし、もうちょっと勉強しろよ!まったく。