公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識(BY孫崎) 【合意は破棄されても文句を言うような筋合いではない】
さすが、外交の専門家。
その辺が弱いところだから、助かるよ。
【要するに、「署名なしの合意」は、政権が替わればもう一度、新しい政権と確認し合わねばならないという事。政権交代後、もし破棄されても文句を言うような筋合いではない】(実際には韓国は破棄さえしていない)
『公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識』
文=孫崎享/評論家、元外務省国際情報局長
~略~
ここで国際約束の形式について考えてみたい。
(1)条約
この際国会の批准を必要とする、つまり、国会という意思決定機関の承認を得ている。
(2)行政レベルでの合意書
外務大臣等の署名を行う。行政機関同士の合意はあるが、国家の承認を得ていないため、国家同士の合意とまではいえない。
(3)署名なしの合意
西側社会においては口頭約束と、署名入りの約束の間の法的効力には大きな差がある。
~略~