河野談話を守る会のブログ2

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軍と政府の関与&就業詐欺と拉致に関する元軍人の証言

 
 

 
『非風ビルマ戦線』 藤井重夫
ビルマ戦線に従軍した


 ラモウの軍慰安所のマリ子という名の朝鮮人慰安婦は、
朝鮮の師団司令部兵務部が募集する「特志看護婦」に応募し、
軍歌と日の丸に送られて、釜山から輸送船でラングーンに上陸し、
前線に送られたが、来てみると仕事は淫売婦と同じであった。
 
 


なお、ラモウが連合軍に包囲された際、給与係の准尉が慰安所慰安婦に鉄かぶとと軍服を与えて、
戦闘に協力するよう命じます。そしていちばん古手の慰安婦慰安所分隊の長に任命。

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>師団司令部兵務部が募集する「特志看護婦」に応募<
 
と述べており、
 
>軍歌と日の丸に送られたが、ラモウに着くと「慰安婦」にさせられた<
 
という事なのだが、
 
こういう人達(元日本軍軍人)の書いたものを完全に無視しないかぎり、
 
「日本軍や政府は関係なかった」とか
「強制的な連行はなかった」 (この場合、就業詐欺による拉致だが)
 
とか言えないと思うな。
 
そうじゃない?
 
 
 
 
こういうのもあるんだけど・・・・・
 

 
慰安婦達の太平洋戦争』 山田盟子著
 
徳川夢声の日記から


徳川夢声は1942年11月にシンガポールを慰問します。シンガポールで軍司令部主催の歓迎宴会が偕行社で開かれます。偕行社というのは陸軍士官学校の同窓組織のことですが、ここではシンガポールにできた将校クラブ

宴席には若い日本人女性がお酌に出ます。彼女達の身の上話を聞いた夢声は陸軍を慰問する熱意を完全に失います。
彼女達は内地で「若き愛国女性募集」「南方に行き、皇軍に協力せんとする純情なる乙女を求む」といった広告に騙され、愛国心に燃えてシンガポールにやって来たのですが、実際にはシンガポール一帯で軍に協力して手広く軍慰安所やその他の風俗営業を営む「やまと部隊」の要員とされてしまったのです。
 
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その仕事は上記のような宴会のコンパニオンや高級将校の性の相手をすることでした。夢声に同行した慰問団のメンバーに、何度も自殺しようかと思ったと、悲惨な現状を訴えたそうです。軍司令部の将校は、夢声の慰問団の中の女優にさえ「夜の慰問」を要求する始末ですので、「やまと部隊」の女性が騙されて連れられてきたことなど百も承知であったと思われます。
 
 
 

 
騙すのは日本軍の得意業だったみたいだね
 
大体、こういう事を軍のお偉方が気づかないのだとしたらよっぽどマヌケだし、「軍司令部の将校のお相手」をしているのだから、分かっていたはずだが、自分もスケベ心を満足させるために、見過ごしたか?あるいは「慰安所を造ること」が上層部の命令だったから「見過ごした」と考えられるだろう。
 
 
 


秦郁彦慰安婦と戦場の性』(382~383ページ)
山東の済南駐屯第59師団の元伍長の証言
 
 1941 年のある日国防婦人会の「大陸慰問団」という日本人女性200人がやってきた。彼女たちは部隊の炊事の手伝いなどをするつもりだったのが、皇軍相手の売春婦にさせられてしまった。将校クラブにも、九州女学校を出たばかりで、事務員の募集に応じたら慰安婦にさせられたと泣く女性がいた。

 
これも、やっぱり騙されて慰安婦にされた訳だが、「将校クラブにいた」と言う事は、将校たちはそれを知ってて、知らん振り”した訳だな。
 
 
これが日本軍がやった事だろう。
 
何が、栄光の日本軍だ?アホらしい。