河野談話を守る会のブログ2

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挺身隊に関する右派の妄想

「挺身隊」情報【女子挺身隊制度強化方策要綱】ー秦郁彦の問題

勤労女子挺身隊は、1944年8月23日公布の「女子挺身勤労令」に始まった。 しかし、「挺身隊」あるいは「女子挺身隊」という組織は、それ以前から始まっていたのである。 右派は歴史教科書に「女性たちまで挺身隊という名で連行され、日本軍の慰安婦と…

「女子挺身隊」に関する読売新聞の記事

韓国では、1945年の終戦当時から、慰安婦の事を挺身隊と呼んでいた。 韓国在住の吉方べき氏によれば、1946年5月12日のソウル新聞ですでに 戦争中、日本人が負った最大の罪の一つとして、この地の娘たちを女子挺身隊または慰安部隊という美名のも…

「挺身隊」として徴集された 木下博民著『戦場彷徨ー鯨部隊一兵士の大陸青春記』、品野実著『異域の鬼』

このブログでは「挺身隊」に関して、すでにいくつかの元軍人・兵士の話を掲載している。 「初め女子勤労挺身隊として徴用され」と慰安婦に聞いた角田和男氏の著作。 また米軍新聞「ラウンドアップ」1944年11月30日付記事には、「シンガポールの後方基地勤務…

余舜珠「日帝末期の朝鮮人女子勤労挺身隊に関する実態研究」2頁の翻訳

以前紹介した尹明淑氏の著作『日本の軍隊慰安所制度と朝鮮人軍慰安婦』(明石書店、2003年)にこんな記述があった。http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64372378.html 官憲や警察による徴集は、強制や暴力をともなう場合が多かった。同時に、軍隊…

挺身隊として集められたという話

韓国では戦前から「挺身隊」と言えば 性の相手をしたと思われていた 朝日新聞を攻撃際に、西岡力等の右翼勢力が使った論理に「挺身隊の名で慰安婦を徴集したと書いたのは、捏造だ」という議論がある。しかし、これがただの勘違いにすぎない事はここで述べて…

「女子挺身隊」という言葉についての右派の詐術

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」という表現は必ずしも誤用ではなく、当時の「挺身隊」という言葉の使い方を右派論壇が勘違いしながら攻撃していることをこのブログでは論証して来た。 http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/folder/1555356.h…

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」という表現について

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」という表現について 2014年8月5日の朝日新聞の訂正記事『「元慰安婦 初の証言」 記事に事実のねじ曲げない』では、植村さんの記事について「捻じ曲げではない」としたが、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され…

「河野談話を守る会」の慰安婦問題論文「挺身隊について右派の論説の間違い」

「河野談話を守る会」では、会員による論文を公開しています。 何が正しく、何が間違いか? を知るために 『右派論壇に蔓延する挺身隊という言葉に関する無知』 http://yahoo.jp/box/BK3WyF

ああ、勘違い!大師堂経慰氏

http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64369012.html http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64372378.html からの続き 大師堂経慰氏の『慰安婦強制連行はなかった』 作家の豊田氏の著作『韓国が危ない』を取り上げて来たが、「挺身隊」=「…

騙して連れて行くのも「拉致」である

なぜか文章が途中で切れてしまっている。 不思議だが、もう一度書き直そう。 http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64369012.htmlからの続き 騙して連れて行くのも「拉致」である 「騙された」という事について少し書いておこうと思うが、朝鮮半島に…

右翼論壇に蔓延する「挺身隊」という言葉に対する無知から生じる誤解・・・その1

「挺身隊」という言葉に対する無知 「挺身隊」という言葉に対する無知から生じる誤解が右翼論壇には蔓延している。 例えば、豊田有恒氏が1995年に出版した『韓国が危ない』(PHP)P27~P28には、こう書かれている。 70年代には、いわいる従軍慰安婦問題な…

挺身隊として連れて行かれ慰安婦にされたケース

「「挺身隊」は、工場労働者であり、慰安婦ではない」が、秦郁彦を始め、右派論壇の言い分だったが、下記赤字部分のように、工場労働者として連れて行かれた後に慰安婦にさせられたり、最初から「挺身隊で工場に」という名目で騙されたケースも相当数あった…