河野談話を守る会のブログ2

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2015-01-01から1年間の記事一覧

ニューギニアの慰安所【中間報告その2】-『秘めたる空戦 』が描くウエワクの慰安所

『秘めたる空戦 』が描くウエワクの慰安所 1、前置き 「河野談話を守る会」では、ニューギニア島とその周辺にあった慰安所についての真相を探って来た。 このような記事として、 地獄の戦場と化した―ニューギニアの慰安所について http://blogs.yahoo.co.jp…

従軍記者・小俣行男が描いた慰安所のおぞましい光景

もし、自分の娘が騙されて見知らぬ土地に連れて行かれ、望まぬ男の性の相手を強制されて、泣いていたなら、私はどう感じるだろう? 怒り、悲しみ、憎むだろう。 人として当たり前の事ではないのか? 日本人であるとか、韓国人であるとか、北朝鮮人であるとか…

教育上よくないのでNHKは子供に見せるべきではない・・・吉田松陰は侵略扇動家である

誰が「侵略しろ」と命じたか? このブログでは随分前に取り上げたテーマである。↓ http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64811138.html http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64832248.html 要するに、1931年から、1945年までの14…

第2回植村裁判簡単参加記

これは植村隆が西岡力と文春を訴えた裁判の記録である 今日、6月29日。第2回植村裁判の公判がいつものように東京地裁103号法廷で開かれた。前回と異なり今回は並んだ人数も少なく、おそらくは110人程度だっただろう。そういうわけで並んだ人はほと…

慰安婦問題を放置できるわけがない

慰安婦問題「蛮行放置できず」=日本に対応要求-国連弁務官 【ソウル時事】ザイド・フセイン国連人権高等弁務官は25日、訪問先のソウルで記者会見し、いわゆる従軍慰安婦問題について、「このような蛮行をそのまま放置できない」と述べた上で、「私も解決…

一人ひとりの記録は局部的で主観的な、不正確な点もあるが

・・・・(略)・・・・ このような中で、応募されたみなさんの貴重な体験記は、他の都市の体験記以上に重要な意義があります。 呉は軍都だったために秘密のベールに包まれ、敗戦時には記録を廃棄したり、呉市が収録していた基礎資料も隠し、僅かに残った記…

こうして現代に貴重な記録の一部が残されたのだ・・・・焼け残った資料について

http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64728195.html の続き すでに述べて来たように、1945年8月の敗戦直後、大日本帝国はその犯罪履歴を隠すために、多数の資料を焼却した。霞が関でも朝鮮総督府でも、黒々とした煙が数日間ただよい続けた。ま…

日本政府が、RAAを設立した理由としての南京事件

小林よしのりが週刊ポスト2013/05/31号に書いた『あえて問う、従軍慰安婦は必要だった』という記事がある。ファジーさが苦手な若者には受けがいいのかもしれないが、相変わらず、自分の脳内妄想にすぎない意見を断定的に書いている。 その中にこういう件(く…

産経と秦郁彦の大衆扇動用造り話がバレる日

2月23日産経記事の虚偽が発覚 歴史問題で虚報、誤報を山ほど造る虚偽新聞【産経】がまたやらかした。 2月23日付朝刊の「正論」欄で、元朝日新聞記者の植村隆に関して「植村氏は訴訟までの約1年、被告ばかりか日本メディアの取材を拒否し、手記も公表していな…

昭和史の謎を追うーなぜ陸軍は侵略戦争推進勢力となったのか?

【大日本青年党】の記録 橋本欣五郎が造った国粋主義ファシズム団体【大日本青年党】の大会の内偵記録が国立公文書館に所蔵されている。 「一一般平穏 対支問題各種会合ハ総テ盛会ナリ 」と全体の感想が述べられている。 そして 「二、十七日中ニ於ケル右翼…

無視されがちな台湾で起こること

少し昔まで、慰安婦問題を「日韓関係の問題だ」などと思い込んでいるバカなネトウヨ達が、「特亜」なんてカルト言語を造って、嫌韓や憎韓を煽っていた。しかし慰安婦問題が生まれたごく初期の1992年には、台湾でも力をもった支援団体が生まれ、どの国よ…

真実の追求=ニューギニアの慰安所についての調査中間報告

このブログでは、ニューギニアの慰安所について簡単な追及をして来た。ニューギニア周辺の島々には複数の慰安所があった。 http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/65011437.html パプアニューギニア/ニューブリテン島・ココボについては 『水木しげる…

その頃の日本≪河北新報 1919.6.23(大正8)≫

今日本はかなりいい国になった。戦前に比べればの話である。 戦前の日本にはネトウヨのようなレイシストがたくさんいて、大手を振って歩いていた。現代のレイシスト達は先祖返りのようなものだと言えるだろう。 河北新報 1919.6.23(大正8)に掲載された記事…

ビルマの日本軍慰安所(日本軍慰安所管理人の日記)を読む

ビルマとシンガポールの日本軍慰安所の帳場に勤めていた朝鮮人の日記が2012年5月に韓国で発表され、日本語でも公開されている。 http://www.naksung.re.kr/xe/index.php?mid=sepdate&document_srl=181713&ckattempt=1 全文を読みたい人はここからダウンロー…

それでも安倍が嘘つきでない事を望む

安倍が嘘つきなのは、政治を監視している人間なら、誰でも知っていることだろう。「嘘つき」は政治家の常とは言え、これほど不快な人物を見たのは初めてかもしれない。その不快さは、「戦後レジームからの脱却」とのたまいながら、「戦前レジーム」を野放図…

慰安婦問題で歴史学の16団体が声明

さて、この声明がどの程度、安倍総理の憂鬱につながるのかは分からないが・・・歴史学16団体というとかなりの数だよね。 参加団体は、日本歴史学協会、大阪歴史学会、九州歴史科学研究会、専修大学歴史学会、総合女性史学会、造船研究会幹事会、東京学芸大学…

東向島・玉の井遊郭街を考える

「貸座敷外の売淫行為は違反」とされていたはずの戦前の法体系 戦前の日本には公娼制度があった。公娼制度があったということは、私娼は禁止されていたということである。 1935年、来る廃娼の波に危機感を募らせた遊郭業者は『全国貸座敷総合会臨時大会…

日本国は慰安婦の碑を建てるべし

日本の右翼の頑迷さや暴力性を知っている人間にとっては、この発言は大胆に聞こえるだろう。「手始めに、日本の指導者らは物議を醸す靖国神社参拝をやめることを宣言する」とか「戦争中の性的奴隷制度の規模に関する主張に反論するのではなく、日本政府は韓…

「女子挺身隊」という言葉についての右派の詐術

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」という表現は必ずしも誤用ではなく、当時の「挺身隊」という言葉の使い方を右派論壇が勘違いしながら攻撃していることをこのブログでは論証して来た。 http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/folder/1555356.h…

世界遺産登録に向けて台湾政府と韓国政府が協力体制

右派論壇やネトウヨによって、韓国・北朝鮮・中国は「特亜」であり、反日だから「慰安婦」問題を声高に言う、などという嘘が唱えられて来た。 しかし、92年の「慰安婦」問題の始まりからすでに台湾では、多くの政治家が「慰安婦は強制的に連れていかれた」…

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」という表現について

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」という表現について 2014年8月5日の朝日新聞の訂正記事『「元慰安婦 初の証言」 記事に事実のねじ曲げない』では、植村さんの記事について「捻じ曲げではない」としたが、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され…

地獄の戦場と化した―ニューギニアの慰安所について

昔、週刊朝日がニューギニアの慰安婦問題(平成9年10月17日号) について書いていた。慰安婦問題というよりも、強姦問題が主だろう が、実は私はニューギニアの慰安婦について特殊な情報は何も持っ ていない。直接被害者の話を聞いたことがないからだ。ここ…

またまた秦センセイの嘘・・・らしい

最近の秦センセイは、とどまることを知らない嘘の連続である。 歴史学専攻の某大学研究者の言葉 「いったい、どうしちゃったんでしょうね?秦センセイ」 ねぇー どうしちゃったんでしょうねー? https://twitter.com/emigrl/status/591164889537773568 ユー…

再掲;皇軍慰安婦の特徴を考える「マワし”が辛かった (前半)」

「一日に10人も20人もいやいや相手をしなければならない・・・」 これが強制売春の特徴の一つである。 たいていの女性の身体は、10回も20回もやれるようにはできていない。 もちろん、たいていの男性も「10回も20回も」は無理だろう。 この労働…

和田春樹教授の主張を文字起こし

文字起こしは面倒くさい。面倒くさいがこれは文字起こししておく必要があるだろう。今後のために。決してすばらしい話だからではない。和田春樹という学者がアジア女性基金という欺瞞性の強い組織に参加しながら経験したその欺瞞の歴史をいくらか明らかにし…

ネトウヨ専用のコメント欄

ここはネトウヨ専用のコメント欄です。 ネトウヨ以外の人はここにはコメントしないでください。 自称中立であっても、ブログ主の判断によりネトウヨとみなす場合があります。 ネトウヨがここ以外にコメントした場合ただちに消去します。 またこのコメント欄…

西岡力の”勝った、勝ったと下駄の音”

西岡力の『よくわかる慰安婦問題』の珍妙さの一つは、事実とは言えないような事を何度も何度も、繰り返していることである。 まあ、嘘を広めるにはこれぐらい何度も言わなければならないという事なのだろうね。洗脳法の初歩みたいなもので、影響を受ける人も…

(続き)第7回吉見裁判参加記

http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64994506.htmlからの続き <第7回吉見裁判参加記> 3、彼らはなぜ演説するのか? 被告席から 阿部浩己教授に対して、最初に尋問したのは桜内被告本人だった。まず桜内被告は阿部教授に「博士号を取ったのはい…

第7回吉見裁判参加記

2015、4,20 第7回吉見裁判参加記 http://www.yoisshon.net/ 1 並んで 始まった・・・ 地下鉄から出るとパラパラと霧雨が降っていた。 久しぶりの東京地裁とは言え、何度も通った道のりなのになぜか出口を間違えてしまい、濡れないように急ぎ足で交…

いよいよ「国定教科書」時代突入!(2)国粋主義が日本を滅ぼす

http://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/64972307.html いよいよ「国定教科書」時代突入!からの続編 国粋主義が日本を滅ぼす 国が検定意見をつけて教科書記述に規制を加えるという検定制度が問題なのは為政者が、狂った世界観を持っている場合である…